50代専業主婦がおしゃれをする意味はある?普段着と外出着を分けないメリットは?

海沿いを歩く女性の後ろ姿

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50代専業主婦が家で着る服に、おしゃれは必要ないのでは?と思うかもしれません。

私は部屋着と外出着を分けるのをやめて、いつでも好きな服を着ていますが、分けていたときよりも多くのメリットを感じています。

自分に似合う服がないと諦めている人に、目からウロコの情報をお届けします。

もくじ

50代専業主婦が毎日おしゃれをする意味はある!

どっちにするか悩んでいる女性

「毎日家にいるのだから、外出着のような高い服を買う必要はない」

以前の私はそんなふうに思って、家ではいつも着古した服や量販店のスウェットを着ていました。

それとは反対に、外出するときはとてもおしゃれを意識していたように思います。


でも・・

普段の私は毛玉がついたままのセーターや、襟ぐりが伸びたTシャツを着ているのがデフォルトなので、たまの外出で少し気張った服装をしてもなんだか見慣れず、違和感がありました。

せっかくのお高い服も自分には似合わないと感じ、選んだ自分にセンスがないと落ち込み、どうしよう外に着ている服がないと焦ります。

そして、おしゃれな店先でおしゃれな店員さんが勧める服を勧められるがままに購入しては、「店員さんイチオシなのに、こっ、これも似合わない、だと・・!?」とショックを受ける、そんなことの繰り返しでした。

そんなとき、雑誌のコラムかなんかで「ファッションは習慣」という言葉を目にしました。

この言葉との出会いが、私の服の選び方や服そのものの考え方を変えるきっかけになりました。

おしゃれは習慣

自分に似合う・似合わないの判断は、見慣れているかどうかが大きなポイントになるそうです。

つまり、毎日よれよれの服を着ていると、その自分に見慣れてしまい、それ以外の服は何を着ても違和感を抱いてしまうということ。

「自分に似合う服がわからない」「何を選んでいいかわからない」といった悩みの原因は、もしかしたらここにあるのかも思った私は、まずは着古した服やよれよれの服はすべて処分することにしました。

手持ちがなくなり、服を買い足すことにしましたが、そのときに思い切って普段着と外出着で分けることをやめました。

「普段着=どうでもいい服」「外出着=おしゃれな服」で服を選ぶのではなく、これから選ぶ服は私にとって全部一軍。

というか、目を慣れさせるために外でも着れる服を家でも着るに思考をシフトチェンジしました

当然、最初はおしゃれ(だと自分は思っている)服を着ている自分に違和感しかなく、失敗したと落ち込みましたが・・

着続けているうちに本当に目が慣れて、「・・あれ、意外としっくりくるかも」と思えるようになります。

習慣は自信になる

似合わない(目が慣れていない)服を着て外出しているときは、とにかく体が縮こまり、「早く帰りたい」という気持ちが強かったです。

でも、家で十分に見慣れてから外に着ていくと、周囲の目線が気にならないので、体は縮こまらないし、「早く帰りたい」と思うこともありません。

単純に外出が楽しくなります。

特別高い服を着ているわけではありませんが、周りからは着こなしていると受け取られるようで、「似合うね」「それどこの?」といわれることが増えました。

着慣れている感じや、堂々と着ていることがそう思わせているのだと思います。

こうした自身の経験から、50代専業主婦だからこそ、私は普段の服装からおしゃれをする意味があるように思っています。

目が慣れる以外にもある!普段着と外出着を分けないメリット

宅配便を受け取る女性

部屋着と外出着を兼用すると、今まで着たことがない服でも、まずは人目につかない自宅で自分の目を慣らすことができるので、外へも抵抗なく着られるという大きなメリットがあります。

でも、メリットはそれだけではありません。

幸せな気持ちになれる

部屋着と外出着を分けていたときは、気に入っている服は外出時にしか着なかったので、着る機会も少なく、そうこうしているうちに経験劣化でくたびれてきたり、デザインが流行遅れになって着れなくなっていました。

タンスは出番のない服で溢れ、「買ったはいいものの使っていない」服の山に自己嫌悪に陥ることもしばしば・・。

今は家でも外でも着倒しているので、着たいときに自分の好きな服を着れる幸せを感じやすくなっています。

もちろん、着る回数が多くなれば劣化も早くなりますが、たくさん着ているのでもったいないと思うことはありません。

処分するときも「ありがとう」の気持ちが沸き、無駄にしたという後悔もありません。

家事が捗る

ゆるゆる部屋着をやめ、朝起きたら外出できる普段着に着替えるようになったら、不思議と気分がシャキッとして洗濯や掃除にとりかかれるようになりました。

専業主婦がきちんとした服に着替えるのは、会社の制服に着替えるのと同じ効果があるのかもしれませんね。

パジャマ代わりのスウェットで一日中過ごしていたときは、ついソファーの上で横になってしまい、気が付いたら昼過ぎでやる気が起きないなんてことがしょっちゅうでした。

今は朝に家事が一通り終わっているので、「あれやらなきゃ」のストレスがなく、とても気分良く一日が過ごせます。

急な来客にも余裕で対応できる

回覧板や宅配便、郵便などの受け取りがスムーズになります。

人前に出るにはちょっと・・という格好のときに、ピンポーンと来るとプチパニックです。

その辺にあったデニムを慌てて履こうとして、両足を一方に突っ込んでしまい思いっきり転んだことがあります。

見せられる格好じゃないから、という理由で宅配便や郵便局に再配送してもらうのは本当に申し訳ないですよね。

すぐに外出できる

専業主婦といっても、一日中家にいることは意外と少ないですよね。

  • ゴミ出し
  • スーパーへ買い物
  • 銀行や郵便局
  • 地域活動
    など


子どもが小さかったときは病院や習い事、学校で必要なものの買い出しなど。

部屋着と外出着が分かれていたときは、用事のたびにいちいち着替えて、帰ってきたらまた着替えてが面倒でしたが、今は思い立ったときに動けるのでストレスがなくなりました。


あとこれは、あくまでも私の経験談なのですが・・

子どもが幼少のときに大きめの地震があり、当時住んでいた賃貸アパートから身ひとつで飛び出しました(子どもを抱えて)。

幸いなことに被害がなく終わったのですが、そのときの私の格好は生地が擦れて薄くなった7分丈のルームパンツと首元が開いたTシャツ・・。

時間は14時くらいだったので、同じように家から出てきた近所の方々はそれなりの服をちゃんと着ていました。

子どもが小さいと睡眠不足になりやすく、服装にまで気を遣えない部分があったとはいえ、そのときに思ったんですよね。

「これがもし、着の身着のまま避難することになったら?季節が冬だったら?どう過ごすの?」と。

夜寝るときでもすぐに逃げられる格好をとまでは思いませんが、せめて日中は外に出てもいい服装をしていれば自分を守ることになるかもしれません。

着る服をきちんと選ぶことの大切さを、改めて感じました。

\こちらの記事では、被災経験を経て購入したものやあってよかったものを紹介しています/

服の管理がしやすい

外出着を格下げして部屋着にしていたときは、「まだ着れる」といつまでもとっておくことが多かったので、タンスやチェストは服で溢れていました。

部屋着と外出着を兼ねている現在は、服の総数が減っているので管理がとてもしやすくなっています。

服が減ったことでいらなくなったタンスやチェストは処分、現在はハンガーラックに服をかけて洗濯後に畳んでしまうひと手間を減らすことにも成功しています。

\毎日の家事を楽にしてくれる!おすすめのハンガーラック収納についてはこちらから/

50代専業主婦がこのまま外出できる服

服を選んでいる女性

私はおしゃれ上級者になりたいわけではないので、基本的には自分が着たいものを選んでいますが、家での着心地の良さと外出時の気分を上げるために、服を選ぶときはデザインは体の線を拾いすぎないもの、素材は上質なものをポイントにしています。

以下はそんな私の基準で選んだ服になりますが、よろしければ参考にしてみてください。

ワンマイルウェア・レディースセットアップ/HUG.U



ワンマイルウェアは、家から1マイル(約1.6㎞)の範囲ならそのまま出かけられるようなファッションという意味で、近くのコンビニやスーパー、銀行などにでかけるときにおすすめ。

セットアップはそれだけを着るよりも、画像のようにインナーを挟むことでおしゃれ度が上がります。



\HUG.Uの服は50代が着れる上品なデザインながら買いやすい価格が魅力!私もお世話になっています/

ノーカラーシャツワンピース/TEDDYSHOP



ギャザーが多く、パフスリーブの袖が特徴的なので、一枚だけでサラッと着てもおしゃれに見えます。

私が買うならグレージュ。

色的に落ち着いているので50代でも、サラッと爽快に着こなせそう。


\体形カバーの水着やiPhoneケースなどが人気のお店!全体的に若めですが、50代でも着れる掘り出し物が見つかると嬉しいですよね/

ガウチョパンツ秋冬七分丈/TOKYO BASIC



冬の外出時はブーツ、室内でも室内ブーツと合わせるとおしゃれ度がアップ。

おしゃれに見えるのにウエストゴムだから、家でくつろぎたいときも安心して履けます。

ヘリンボーン柄が上品ですよね。


\オーガニックコットンやリネンなど素材から服を選べます!色合いやデザインは上品で落ち着きがあるので、きちんと見える服を選びたい人におすすめ/

小物でプラスワン

家で着るときはそのままで十分だけど、外に出たときはちょっとだけおしゃれ度をアップさせたい。

そんなときは小物をプラスして差別化するのをおすすめします。

私はピアスの穴を閉じていてイヤリングは耳が痛くなるので、もっぱらイヤーカフを愛用中。



夏はアンクレットの使用率が高いです。




\アクセサリーよりも腕時計派ならチープカシオもおすすめです/

まとめ

部屋着と外出着を分けなくなってから、「家で着るのにこれはもったないよね」と躊躇していたような服も、外出用も兼ねているのだからと気兼ねなく買えるようになりました。

ただし、一日外で過ごした服でソファーに寝転がったり、布団に上がるのはできないので、帰宅後は即お風呂に入ってパジャマやスウェットに着替えています。

この部分だけがちょっと面倒です。

それ以外は、部屋着と外出着の兼用はメリットしかないと感じています。





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