体調がその日によって変化する50代。
気分上々で「明日は手の込んだ食事を用意しよう」と思っても、当日急に具合が悪くなって手の込んだ料理どころか、味噌汁ひとつ作るのもしんどいなんてことが起こったりしますよね。
そんなとき、助けてくれるのが過去の自分の家事貯金です。
私が実際に行っている家事貯金を紹介します。
50代主婦におすすめの家事貯金5選
家事貯金とは、いつもの家事にプラスして先取り家事を行うことで時間の余裕が生まれ、空いた時間を自分のために使うなど、心にゆとりをもたらすものです。
平日働いて家事も育児もしてと大変なワーママの中には、休日に買い物から食材の下ごしらえ、作り置きまで一気に一週間分をやってしまうという人が少なくありませんが、50代主婦の家事貯金は「頑張りすぎないこと」が大事。
ボーナスで一気に貯金を増やすのではなく、毎月少額をコツコツ積み立てるイメージでOKです。
家事貯金①野菜は使うときについでにカット

買ってきた野菜をその場で洗って切って保存できれば楽ですが、買い物に行くだけでも疲れてしまう50代にはかなりの重労働になるので、私は一旦そのまま冷蔵庫の野菜室に入れてしまいます。
そして、食事の支度で野菜を使うタイミングで、明日の分や冷凍保存用にカットしています。
たとえば、たまねぎを半分だけ使う場合、これまでは残りはラップに包んで野菜室に戻していましたが、今は1個をカットして半分をジッパーやコンテナに入れて冷蔵・冷凍保存しています。
夕食をたまねぎの味噌汁に使い、翌日のお弁当のカツ丼用に残りを使えば、朝にたまねぎをカットする手間がありません。
焼き魚の添え物に大根おろしを作るときは、余力があれば少し多めにすりおろして冷凍しておくと、次にまた大根おろしが必要な献立のときに楽できますよ。
足の速いニラは長いまま食べることはないので、キッチンバサミで全部カットして冷凍保存すると、「早く食べなきゃ」と焦ることがなくなり、冷凍してもバラバラになっているのでちょっとだけ使いたいときにも便利です。
家事貯金②肉は下味をつけて冷凍

買い物の段階で「これを作ろう」と考えて購入しているものに限り、帰宅後に簡単に下味を付けた状態で冷凍保存しています。
といっても、肉を食べやすい大きさにカットしてから下味をつけるのは面倒なので、塊のまま使います。
私がよくやっているのは次の3つです。
①骨付き鶏肉にねぎの青い部分(手でちぎる)、すりおろした生姜(チューブでOK)を馴染ませて冷凍保存袋に入れて冷凍→水で煮込んでスープに
②薄切りの豚肉(バラでもこまでも)とキムチを保存袋に入れて揉み込んで冷凍する→豚キムチに
③ひき肉にトマト缶を混ぜ合わせ、冷凍保存袋に入れた後折り目を付けて冷凍→ミートソースやドリアに(折り目からパキッと折って使えます)
④冷凍保存袋に鶏もも肉とヨーグルト、カレー粉を入れて揉み込んで冷凍→野菜や調味料などを足してバターチキンカレーに
カットした野菜や色々な調味料で漬け込んでおけば、調理するときにもっと手間が省けますが、私にはこのくらいの作業が「頑張ってやってる感」がありません。
バターチキンカレーは煮込んでいるうちにホロホロになるので、カットしないでそのままで大丈夫です。
使う用途が決まっていない肉はそのまま冷凍しています。
家事貯金③野菜はまとめて茹でておく

ほうれん草や小松菜、ブロッコリーなどは一度に茹でて冷凍しておきます。
カットして少量をラップで包んで冷凍保存袋に入れておけば、ちょっと使いたいときにとても便利。
旦那の弁当に毎食、ほうれん草のおひたしを入れるのですが、一食分を電子レンジでチンしてしょうゆとかつおぶしをかけるだけなので毎回茹でるよりはるかに楽できます。
葉物野菜は特に「野菜室でいつの間にかシナシナになってた」が多いので、ひと手間で食材を無駄なく使いきれます。
家事貯金④から揚げは大量に揚げる

鶏もも肉が安いときにまとめ買いし、カットしてその場で揚げてしまいます。
他の家事貯金より重労働なのですが、から揚げを作るときは少量でも大量でも手間はあまり変わらないので、これも楽していると思っています。
大量に揚げたから揚げはその日の夕食に出し、残りは冷凍して随時お弁当に使うのがいつものパターン。
ただし、そのままではなくアレンジしています。
①醤油、砂糖、酢、鷹の爪を煮詰めたソースと刻んだねぎをトッピングして油淋鶏
②甘酢としょうゆで味付けし、たくあんやらっきょうを刻んだタルタルソースをかけてチキン南蛮
③醤油、酢、はちみつ、マスタードのソースを絡めてハニーマスタードチキン
④コチュジャンとケチャップ、砂糖で味付けしてヤンニョムチキン
から揚げは冷凍で2週間ほど保存できますよ。
少量の油で揚げれば処理も簡単!コツやメリットなどを紹介している記事はこちら⇩
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家事貯金⑤取り分け保存する

から揚げと重複する部分がありますが、夕食のメインのおかずを少し多めに作って、お弁当用に取り分けて冷凍しています。
たとえば、牛丼やハンバーグ、グラタン(焼く前)などは夕食のおかずだけではなく、お弁当のメインになりますよね。
お好み焼きやチヂミ、焼きそばなんかも、お弁当用に小さいのを作っておいて冷凍しておくと、お弁当の隙間埋めに活躍しますよ。
朝起きて本調子ではないときでも、取り分けがあると解凍して盛り付けるだけなので気が楽です。
取り分けするときは、取り分け専用の箸を使い、水分や空気をしっかり抜いて冷凍保存袋に入れてください。
作り置きではなく多めに作るがコツ
作り置きがあると調理の時間も手間もかなり節約できますが、そのために長時間キッチンに立ち、おかずを何日分も作る必要があります。
さらに、他に食べたいものがあっても「作り置きがあるから食べなきゃ」と変なプレッシャーになったり、結局食べきれずに捨ててしまうことがあり、私には不向きでした。
私には作り置きよりも、おかずを作る量を増やしてストックするという方法が合っていました。
ちょっと多めに作るだけで作り置きのような家事楽効果が生まれながらも、「作らなきゃ」という気合は必要ありません。
まとめ
体調の波に翻弄されやすい50代主婦の家事貯金は、いつもの家事に先取り家事ではなく、いつもの家事に+5%がおすすめです。
野菜のカット、肉の下味など、やりこまないことが大事です。
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