室蘭の人気カフェ、宮越屋珈琲MUTEKIROU。
いつも人でいっぱい、土日は待ち時間もあると聞いていたので、入れてもゆっくりと寛ぐことはできないかも、と覚悟して行きましたが・・
その予想を裏切る、とても落ち着いて居心地の良いお店でした。
ここを訪れるためにぜひ室蘭に来てほしいです。
詳しく紹介します。
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宮越屋珈琲MUTEKIROUとは

宮越屋珈琲MUTEKIROUは、室蘭市にある絵鞆半島の突端部の西側にあるカフェです。
MUTEKIROUの運営は、ご当地グルメの室蘭やきとりの人気店「やきとりの一平」が行っていて、元は霧笛楼という和食レストランでしたが、2015年に建物を受け継ぐ形で宮越屋珈琲のフランチャイズ店として再オープンして今に至ります。
MUTEKIROUの先代オーナーの石塚和義さん(やきとりの一平二代目会長)は無類のジャズ好きで、室蘭ジャズクルーズという大型のイベントの実行委員長を務めていたそうです。
最高の音響でジャズを流しながら、食を楽しむお店を作りたいという夢を持っていた石塚和義さんは、現MUTEKIROUのある場所を気に入り、ここでその夢を実現しました。
住所 | 室蘭市絵鞆町2丁目11-1 |
地図 | |
電話 | 0143-27-0001 |
営業時間 | 4~9月は11:00~19:00 10~3月は11:00~18:00 (天候によって変更あり) |
定休日 | 11~2月は毎週火曜、悪天候時は臨時休業あり |
駐車場 | あり(10台) |
MUTEKIROUへのアクセス
車で向かう場合は、道の駅みたら室蘭を右手にまっすぐ絵鞆漁港に進むと右手に出てきます。
公共交通機関を利用するなら、JR室蘭駅で下車後、道南バスの絵鞆循環線に乗車、バス停絵鞆公園前で降車して徒歩4分ほどで見えてきます。

南仏プロバンス風のモダンな建物が目印です。
【注意】支払いは現金のみ
QRコード決済やクレジットカード払い、電子マネーなどは一切使えません。
宮越屋珈琲MUTEKIROUの店内やメニュー

駐車場に到着すると潮の香りが鼻をくすぐり、ここが海の近くであることを実感します。
外のドアを開けると看板があり、左手と右手にそれぞれ通路がありますが、宮越屋珈琲MUTEKIROUは右側に進みます。
左側につながっている建物は住居のようで、人が住んでいる気配がありました。

店内ドアを抜けるとすぐに景色が見えるわけではなく、ちょっとした通路を進みます。
右手には掘りごたつの和モダンテイストの個室があります。
海沿いの崖上に建つ抜群のロケーション
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店内は向かって左側にカウンター、そこから窓に沿うように2人席が3つと4人席が3つあります。
窓の外には太平洋が広がり、注文が入ると店員さんが丁寧にネルドリップする様子が見られます。
棚に並んだカップソーサーはウェッジウッドやノリタケなどのメーカーが並び、お客さんに合わせて選ぶそうです。
カウンター席の奥には太平洋を一望できるテラスがありますが、現在は使われていません。(床が腐って落ちていました)
帰り際、写真だけ撮らせてもらいました。
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右下に少し映っている部分がテラス席の柵です。
店内右側の窓は、道の駅のみたら室蘭や白鳥大橋に面しています。
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眼下に絵鞆漁港を望み、ゆったりとカモメが飛び交う様子や室蘭港を出入りするタンカー、風を受けて進むヨットなどが見えました。
店内真正面にも窓があり、建物の3面がガラス張りです。
(真正面の様子は人がいたので撮影はしませんでした)
私が行ったのはGW真っ只中の午後2時ころ。
テーブル席には空きがあり、カウンターも1人しか座っていませんでした。
待っている人がいると申し訳なくなり、ゆっくりとできない性分ですが、私たちの後にお客さんも来なく、1時間ちょっと景色を見ながら過ごすことができました。
この日は天気にも恵まれ、海や対岸の工場地帯を見ながら味わうコーヒーにとても癒されたのですが・・
人間とは欲深いものですね。
室蘭市の絵鞆町にある宮越屋珈琲MUTEKIROU。
— フォトジェニックシティ室蘭 (@photo_muroran) October 12, 2016
夕景も夜景もとても美しいお洒落な喫茶店ですね。https://t.co/BO7QhiQ2Pt pic.twitter.com/kub5UbOK0D
MUTEKIROUは夕日や夜景の絶景ポイント。
次回は閉店1時間前くらいに入店して、暮れゆく空や海を見ながら過ごしたいと思いました
コーヒーは豊かな香りと奥深い味わい


宮越屋珈琲は北海道を中心に展開しているコーヒーチェーン店で、自家焙煎した珈琲豆を丁寧にネルドリップして淹れるコーヒーは、クリアな味わいの中に苦味と酸味、深いコクがあります。
コーヒーにはブレンドやモカマタリ、マンデリンなど種類があり、フレンチはかなり濃くて酸味もしっかり。
ドリンク類は紅茶、オレンジジュース、ジンジャエールなどがあるのでコーヒーが飲めない人も大丈夫です。
トーストやローストビーフサンド、季節の野菜スープ、自家製アイスのデザートプレートなどの軽食やスイーツもあります。
私が頼んだのはアイスカフェオレ。
普段は甘くしないとコーヒーが飲めませんが、専門店のコーヒーなら甘くなくてもいただけます。
ミルクのほのかな甘みですっきりと飲めました。
この日の同行者のお義母さんは、苦味と酸味が強いコーヒーが好みとのことでフレンチをオーダー。
とても口に合ったようで、「また来たい」といっていました。
極上のジャズが聞ける
店内に入って正面の窓の前には大きなスピーカー2台が置いてあり、港町の雰囲気に合うジャズが流れています。
JBLエベレストという機種でスピーカーの最高級。
スピーカーの前にはピアノがあり、ライブが開催されることもあるそうです。

カウンターの横にはマッキントッシュの代名詞ブルーアイズ(パワーメーター)。
オーディオマニアが憧れるブランドで、スピーカーなどの音響設備をすべて合わせると中古住宅が買えるくらいの金額になるとか・・。
私は音響に詳しくないのですが、音が耳に心地よく届き、生演奏を聞いているような贅沢さがありました。
まとめ

何気なく撮影したカウンター近くの柱のレタリング。
エリック・ドルフィーというアメリカのジャズミュージシャンの言葉のようです。
When you hear music, after it’s over, it’s gone in the air. You can never capture it again.
音楽を聴き終えると、空中に消え去って二度と捉えることはできない。
20代のとき、サックスの音色が好きでジャズに興味が沸き、著名なチャーリー・パーカーやジョン・コルトレーンを聞いてみたもののよくわからず、それよりも色んなジャンルがミックスされたスタイルが合い、フュージョン系、キャンディー・ダルファーを好んで聞いていました。
MUTEKIROUに来て、そんな昔のことを思い出しました。
CD引っ張り出して、ひさしぶりに聞いてみようかな。
とても贅沢でいい時間が過ごせました。
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