滋賀県ご当地パンのサラダパンはまずい?どこで買えるの?レシピを元に作って食べてみました

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滋賀県民のソウルフード、サラダパンを作って食べてみました。

食べてみたら、地元の人に長く愛され続ける理由を感じました。

おいしく食べる工夫や、コッペパンの成型方法なども併せて紹介します。

もくじ

サラダパンとは

滋賀県のご当地パンで、1951年創業の長浜市の「つるやパン」が製造・販売しています。

サラダパンという名前の通り、最初は当時は珍しかったサラダ油を使ったマヨネーズに、千切りキャベツを和えたサンドイッチ感覚のパンとして売り出したものの、キャベツから水が出て日持ちしないことから、販売から1年で製造中止に。

大量に余ったパッケージ袋をどうしようか悩み、中を日持ちしやすい千切りたくあんに変えて(たくあん→大根→野菜だから?)販売を継続したところ、その意外な組み合わせテレビやSNSで話題となり人気が加速。

今や滋賀県の名物パンとして人気になったそうです。

どこで買える?

つるやパンは滋賀県の北東部(湖北)に位置し、現在も商品の95%を滋賀県内のスーパーや道の駅、サービスエリアなどで販売しています。

販路を全国に拡大する道もあったと思いますが、つるやパンは地域の活性化に使命感を持っていて、「サラダパンを食べに滋賀県へ来てもらえたら」という思いがあるそう。

滋賀県までは行けないという場合は、公式サイトのネット通販で買うことができます。

つるやパン

地域のイベントでは特別パッケージで販売

滋賀県出身の西川貴教さんが主催する、県最大の音楽フェス「イナズマロックフェス」では、フェス用のパッケージで販売されています。

中身もフェス用にアレンジされたりしているようですね。

滋賀県では、毎年11月3日を「ビワイチの日」として、琵琶湖一周のサイクリングなどのイベントやキャンペーンを行っており、9日までのビワイチ週間限定でサラダパンも限定パッケージになります。

サラダパンは本当にまずいの?作って食べてみた

完成したサラダパン

サラダパンは、刻んだたくあんとマヨネーズを和えたものをコッペパンに挟むだけで簡単に作れます。

いくつかレシピを検索しましたが、オリジナルアレンジで醤油や砂糖を入れているものもありましたが・・

おおよそ作り方はシンプルです。

とはいえ、つるやパンが作るサラダパンそのものの味ではないので、あくまでも「こんな感じ」がわかるといった具合です。

作って食べてみて・・

私は「あり」でした。

やわらかくてほんのり甘いパンに、酸味のあるたくあんのコリコリとした食感が意外と合います。

クラッカーに柴漬けやいぶりがっこなどの漬物、クリームチーズをのっけて食べるのが好きな人は、結構ハマる味だと思いますね。

刻んだたくわんとマヨネーズを挟んだコッペパン


ただ・・

たくあんの量がちょっと多すぎた気が・・(それは自分のさじ加減)。

それにたくあんから水分が出て、水っぽくなるのも気になります。

食べさしのサラダパン


もう少しだけでも本物に近づけたい。

そう思ってサラダパンの原材料をよくよく見てみると・・


マーガリン


とあります。

つるやパンではサラダパン用に酸味を抑えたマヨネーズを発注して、酸っぱさが出すぎないように工夫しているようなので、たくあんマヨネーズを挟む前のパンにマーガリンを塗ってみるのはいいアイデアかもしれません。

マーガリンありがおすすめ

改良型サラダパン

と、いうことで、パンにマーガリンを塗ってからたくあんマヨネーズを挟んでみました。

たくあんはキッチンペーパーで軽く拭いて水分を取り、最初よりも細かく刻んでみました。

改良型サラダパン

食べてみたところ、こっちのほうが酸味が抑えられて、パンの甘みをよりしっかりと感じられます。

サラダパンにマーガリンが塗られているのかは謎(マヨネーズに混ぜている?)ですが、ちょっとした工夫で格段に味に変化がありました。

たくあんマヨネーズ、もっと減らしてもいいかも。

本物のサラダパンはコッペパンがおいしい

たくあんマヨネーズが強烈なインパクトを残しますが、サラダパンを食べた人の口コミを読んでみると、「コッペパンが甘くておいしい」「パン自体のクオリティーがとても高い」と評価しています。

奇をてらっただけのパンなら、最初こそ持て囃されてもすぐに買われなくなりますが、ちゃんと丁寧に作られているものは決して「ウケ狙い」ではないことを、買う側も感じ取るものなのだと思います。

自分で作るときはおいしいコッペパンを入手して、コッペパン7、たくあんマヨネーズ3くらいの割合にしてみたらいいかもしれませんね。

たくあんはあえて古漬けを使っている

私はたくあんは手作りしていないので、市販のものを使いましたが、つるやパンではたくあんにもこだわり、あえて匂いのある古漬けを使っているそうです。

私も今度は古漬けのたくあんを探して作ってみます。

コッペパンの成型方法

かごに積んだコッペパン

私はコッペパンから自作しました。

コッペパンは意外と「綺麗な楕円形にならない」と悩む人も多いので、成形方法を簡単に紹介します。

生地は北海道のご当地パン、ちくわパンを作ったときと同じものを使っているので、こちらを参考にしてください。



生地の一次発酵、ベンチタイムが終わったら、成形に入ります。

STEP
楕円形に伸ばす
楕円に伸ばした生地
STEP
上側の生地を3分の1ほど折りたたむ
上から3分の1を折りたたんだ生地
STEP
生地の下側を被せる
したから3分の1を折りたた生地
STEP
軽く押し伸ばして生地の端同士をくっつける
押し伸ばしてさらに畳んだ生地
STEP
綴じ目をしっかりと閉じる
綴じ目をしっかりと閉じた生地
STEP
転がして15㎝くらいにする
軽く転がして伸ばした生地
STEP
180度のオーブンで15分焼いたら完成
焼き上がったコッペパン

生地をオーブンに入れるときに庫温が下がってしまうので、180度で焼きたいときは予熱を190度にしておくといいです。

パン生地には焼く直前に、刷毛で牛乳を塗っています。

焼き色や照りが必要ない場合は、塗らなくてOKです。

まとめ

サラダパン、私は好きでした。

海がない滋賀県では日持ちする発酵食品を取り入れるという流れが、ごく自然に生まれたこと。

賛否両論を巻き起こしながらも、根強いファンのために作り続けたいという思いが今日の人気へとつながったことなど、地元愛やあったかさが感じられるパンだと思います。

大手が作らない唯一無二の味、ぜひ滋賀県で体験してみたいものです。


北海道のご当地パン、ちくわパンについて詳しく紹介しています。





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