50代主婦に親友は必要?疲れる友達付き合いよりも気楽なゆる友

楽しそうに笑い合う女性3人

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自分のことを自分以上にわかってくれて、ありのままに受け入れてくれる親友。

いてくれたら強い味方であるのは間違いないですが、深い付き合いにはそれ相応のエネルギーも必要。

その覚悟がない自分は、人付き合いから疎遠となってしまうのかなと思ったときに知ったのが「ゆる友」という存在でした。





もくじ

50代主婦に親友は必要ないと思う理由

私には親友がいません。

しかも、50代主婦の現在だけではなく、私にはこれまでの人生で一度も親友がいたことがありません

なかなか衝撃的な告白でしたか?

確定的な数字ではないものの、親友がいない人の割合は3~4割ほどなのだそうなので、私が特別珍しいタイプというわけではなさそうです。

私に親友がいないのは、人を頼って心のうちを打ち明けることができない性格だからです。

自ら親友ができるのを放棄しているともいえますね。

50代の今は、日によって変わる体調に振り回されすぎないようにするのが精いっぱいで、他人の深い悩みに寄り添ってあげられる気力も体力もないのが現状です。

親友と呼べる間柄に遠慮や配慮は必要ないといいますが、私自身はそうは思いません。

相手に自分の悩みや愚痴を言って励ましてもらうなら、相手から求められたときにも同じ熱量で応える必要があります。

若いときから親友がいて、それが月日が流れた現在まで続いているのだとしたら、お互いにこの関係を続けたいと思って努力しているからこそ成り立っているのだと思います。

私はそんな努力をしていないのですから、今さら親友がいないことに焦ったり落ち込んだりするのは、なんだか都合がいい話だなと思ってしまいます。


こんな私でも学生時代、社会人時代はむしろ友達は多かったです。

それは「友達が多いほうが人生が豊かである」という思い込みがあったから。

良い思い出もたくさんありますが、自分とは気が合わない人とも上手くやろうと頑張っていたので疲れることも多かったです。

今は、無理なく付き合える友達が2人いますが、お互いが頼り合おうとか支え合おうというスタンスではなく、それぞれの価値観を受け入れ、つかず離れずの距離感が保てているので気が楽です。

親友に出会える確率は限りなく低い

世界人口約72億の中で、人生でどのくらい人と出会えるのか、統計学的に算出された数字があります。

それによると、人生80年を約30,000日として、1日に1人の人に出会うという仮定した場合、約30,000人の人と接点を持つとされています。

しかも、「同じ学校や職場など」「親しく会話を持つ」といった条件が入るとさらに人数は減り、友人と呼べる人と出会う確率は2億4,000万分の1、親友と出会える確率はさらに下がって24億分の1というもはや天文台的な数字になります。

ちなみに、年末ジャンボ宝くじの当選確率は2,000万分の1、ドリームジャンボ宝くじの当選確率は1,000万分の1なのだそう。

そもそも親友と呼べる人に出会えるのは奇跡のようなことなのです。

悩みや相談は専門家に

50代は若いときとは悩みの質が変わり、親友に話したところですっきり解決とならない内容が多いです。

もちろん、根本的な解決には至らなくても、親友に話して悩みが軽くなることはありますが、学生時代のように状況が似たり寄ったりだから悩みも似たり寄ったりというわけではないですよね。

更年期症状、老後不安、家族関係、仕事など・・

親友に慰めてもらったり、温かいアドバイスがもらえると思ったら、見当違いなことをいわれてモヤモヤなんてこともよくある話のようです。

50代になると各々自分なりのやり方やペースができていて、それが最適解だから、つい人にも「こうするといいよ」なんて押しつけがましく言ってしまうことも。

反対にそんな自分をわきまえ過ぎていて、気を遣いすぎてドッと疲れることもあるかもしれません。

更年期症状なら医師や心理カウンセラー、老後の暮らしや仕事などの不安はFPといった具合に、専門家に聞くのが一番です。

読書もおすすめ

私は40代になってから読書をするようになりましたが、専門家の知識や新しい価値感に触れることで、自分の凝り固まった考え方が柔軟になってきたと感じています。

生きるヒント、欲しかった知恵が本の中にあるかもしれません。



\本を読むと目が疲れるときはこちらもおすすめ/

50代からは「ゆる友」を増やす

ゆる友とは、ゆるいつながりのある人です。

知り合いが「顔を知っている程度、会ったことがある人」、友達が「一緒に同じ時間を過ごしたいと思う人、約束をして個人的に会う人」だとしたら、ゆる友はその中間の立ち位置。

「好感を持って楽に付き合える人」といったところですかね。

食べておいしかった物とかおすすめのテレビ番組とかの話を緩くできる人が身近にいたら、毎日それだけで十分幸せだと思いませんか。

相手を受け入れるための準備とか、相談の重さとか、ギブアンドテイクとか、そういうことを一切考えず、会話のテンポの心地よさを感じながら、ほっこりとした気持ちになれる。

そんなゆる友をたくさん作るほうが、たった1人の親友を探し求めるよりもはるかに現実的なのではないかと思います。


突然ですが・・

私にはゆる友がいます。

家の近所に変わった木があってマジマジと見ていたら、庭にいたおばあちゃんが出てきて種類を教えてくれました。

それからは通りがかると声をかけられるようになり、冷たいお茶をもらったり、お礼にお菓子を手渡したりといった交流が続いています。

最近はおじいちゃん(旦那さん?)も参加するようになって、花や植物の話題を中心に10分程度の立ち話を楽しくしています。

人は社会性のある生き物

親友が欲しいと思う気持ちは、もしかしたら誰とも交わらない寂しさなのかもしれません。

でも、その寂しさを打ち消すために、絶対に親友でなければならないわけではないと思います。

たとえば、地域活動や趣味、ジム、推し活などでもゆる友はできやすいです。

関係性が深まれば友達や親友になる可能性も0ではないですが・・

最初からそこを目指すのではなく、相手に近づきすぎず、相手からも自分を深く知ろうとされない、そんな距離感から始められるのがゆる友の良さだと思います。


\濃厚ではない人との交流を目的に社会参加してみるのもあり!/

まとめ

人間関係の断捨離と、これまでの友人との関係を見直す人がいる一方で、50代になってから新しい人付き合いを模索する人もいます。

私自身は親友を作ることよりも、ゆる友を増やしていくことをこの先の目標にしています。








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