第二の人生(セカンドライフ)を私らしく生きるための「自分の棚卸し」

ノートとえんぴつ

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人生100年時代の今、50代はちょうど折り返し地点です。

人生の後半戦を自分らしく生きたいと思っても、そもそも自分らしく生きるってどう言うことだろうと悩んでいる人は少なくありません。

そんなときに試してもらいたいのが、自分の棚卸しという方法です。

これからどう生きたいか、迷子になっている方にシェアします。


もくじ

自分の棚卸しで自己理解を深める

自分のことは自分が一番よくわかっているとよく言います。

もしそれが本当なら、セカンドライフをどう生きたいのか、自分らしく生きるにはどうしたらいいのかすぐに答えられるはず。

答えられないのは、自分のことをよくわかっていないからです。

ある心理学の研究では、90%以上の人が「自分をわかっている」としながらも、実際の理解度は10%ほどなのだとか。


私は30代に入ってやっと、自分が内向型であると気づきました。

それまでは、自分は社交的で人と会うのが好きだと思っていましたが、自分を深掘りして幼少期の記憶や感情に立ち返ったとき、そこで初めて自分は「外向型を装っていた」とわかりました。




自分を本当に理解している人は、自分がなにを望み、どう行動したいかが明確なので、幸福度が高くなるそうです。

これは私の経験上でも頷ける話でした。

「(外向型の)自分は、家で育児に専念するなんて絶対に向かない」と思っていたのに、いざそうしてみたら、家中心の生活がとても居心地がよく、自分らしくいられることに気づいたからです。

反対に、自分を外向型と信じて疑っていなかったときは、外で人と会ったあとは電池切れを起こしたように疲れ切っていました。

遊びなどの約束が近づいてくると憂鬱な気持ちになるのも、そういうことだったのかと思います。


自分らしく生きるには自分自身を深く知ることが不可欠。

その方法として、最近よく聞かれるようになったのが「自分の棚卸し」です。

自分の棚卸しとは

自分の棚卸しとは、生い立ちや経験、経歴などを振り返りながら、当時の感情やそこから培われた価値観を遡り、整理するものです。

棚卸しは元々、スーパーなどで行われる商品の在庫確認の作業のこと。

今ある商品を把握することで、来月に必要な数を発注したり、売れ残りが目立つなら発注数を抑えるなど調整します。

自分の棚卸しでは、今の時点の自分の価値観や思考、経験などが在庫の商品ということになります。

ここまでの自分にあるもので、未来を考えていくのが自分の棚卸しを行う目的です。

過去には自分らしく生きるためのヒントがある

今の自分は、過去の自分の選択や経験によって作られています。

でも、その選択は必ずしも自分の本心であるとは限りません。

社会や集団の中で生活していると、自分以外の誰かを優先して、あえて本音とは違う道を選んだケースもあるのではないでしょうか。

それがいいとか悪いの話ではなく、そうした経験のひとつひとつが今の自分の価値観になっているということ。

あのときは「お母さんに喜んでもらいたい」なんて思ってもいなかったけれど、今振り返ってみたら子どもなりに気を遣っていたんだな、とか。

今は何気なくやっていることも、子どものときは嫌でしょうがなかったな、とか。

すっかり忘れていたけれど、私はこれが好きだったな、とか。



自分の棚卸しをすると、そんなことをどんどんと思い出してきます。

過去の出来事やそのとき感じたことを丁寧に振り返ることで、当時の気持ちを思い出すだけではなく、当時とは違った視点で自分を見つめ直すことができます。

自分の棚卸しのやり方

生い立ちや経験、価値観などの振り返りには、自分史の作成を行います。

紙に書いても、PCやスマホに打ってもどちらでもいいのですが、個人的には文字を書くことで記憶が整理しやすかったですね。

生まれてから今日に至るまで、自分に起こった出来事やそのときにどう思ったかを、嘘偽りなく、思い出せるかぎり書き出していきます。

自分史を書くなんて、なんだか大ごとに感じてしまいますが、基本的には誰に読ませるものでもないので、かっこつけたり、文章を綺麗に書くことを意識する必要はありません。

どんな小さいことでも書く

思い出したことはなんでも、「これは省いていいかな」など考えずに書き出していきます。

出来事にかぎらず、性格、長所や短所、得意・不得意、好きだったこと、習い事、習得したスキルなど、将来なりたかった職業、読んだ本や見た映画の感想、20才のときに想像していた50才の自分などなんでも書いてOKです。

書きにくいときは、「幼少期」「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」「社会人」「結婚」「出産」「育児」など、節目で分けてみて、思い出したところから書くと書きやすいです。

実際に書いてみると、ひとつを思い出すとそこから連鎖的に記憶が蘇ってくることが多く、「そういえばこんなこともあったな」と、記憶が数珠つながりで引き出されやすくなります。

感情を書く

自分の棚卸しで書く自分史では、出来事そのものよりも、そのとき「どう思ったか」のほうが重要です。

なぜなら、感情の積み重ねが今の価値観や思考の癖につながっていくからです。

とはいえ、人の脳はポジティブよりもネガティブを強く記憶するようになっているため、私も思い出すのは気持ちがつらく悲しいことばかりで、書くのが嫌になったこともありました。

そんな私が自分史を書き終えることができたのは、フリーアナウンサーの住吉美紀さんのエッセイを読んだからです。



才色兼備で、世の中や人生を悠々と泳いでいるように見える人でも、過去にはさまざまな痛い経験をしているんだな、と。

しかもそれをさらけ出して発信して、本にまでまとめているなんて。

素直にかっこいいなと思いました。



それに。

自分史を書く前から、私は自己否定したり、不安が強くなりやすい自分を変えたいと思って、過去の振り返り(特に幼少期)や思いを文字にして残すことを始めていました。

その結果、少しずつ自分が生きやすく変わっていると実感しています。

だから、自分史を書きながら当時のネガティブな感情と向き合うことも、きっとこれからの私の力になってくれると信じられました。

気づきを得る

私は社会人1年目に、同期親睦会でお酒を飲みすぎてしまい、新人研修中の身でありながら翌日の研修に大遅刻してしまったんです。

当時は会社や人事部に迷惑をかけたことだけが苦い記憶に残っていましたが、自分史を通して丁寧に振り返ってみると、初めましての同期の緊張を少しでもほぐそうとして、余計にお酒を飲みすぎてしまったと気づきました。

脳に留めた記憶のままなら、「事実」だけを苦い経験として持っていただけ。

でも、自分史として文字にすると、不思議と自分の行動を客観視できます。

やってしまったことは社会人として間違いなのですが、そこに至るまでの動機には私の気遣いがあることがわかりました。

私は人から「優しいね」と言われても、それが自分にとって当たり前すぎて気づけなかったことが多いのですが、過去にもたくさん私の優しさエピソードがあると、そんな自分を抱きしめたくなりました。

大切にしたいものが見えてくる

自分がどう生きたいかわからないと、周りはどう生きているのか気になります。

「50代主婦 セカンドライフ 生き方」などと検索して、「豊かに」「輝く」「挑戦」と言ったキラキラワードが踊れば、それが正解のように思えてしまいますよね。

自分の棚卸しのやり方をインターネットで調べると、これまた「転職」や「キャリア」「生きがい」といったワードが並びます。

過去の自分を振り返ることで、資格や得意なことの「価値」を発掘して、それを生かす生き方をすべきと迫られているような気持ちになりました。

だからこそ、生き方に迷う50代主婦は、今こそ自分の棚卸しが必要なのだと思います。

人生の後半戦をどう生きたいのか、自分ととことん向き合って深掘りしてみる。

私は飲み会のある会社勤めは嫌だし、ゆっくりとひとりで過ごす時間が好きです。

大きな夢や目標を持って、たくさんの人と出会うようなキラキラした生活をやりたくないのが、私のやりたいことだとわかりました。

おわりに

セカンドライフを自分はどう生きたいのか悩んだときは、自分の棚卸しをしてみてください。

細々とした具体的な生き方までは見出せなくても、「これは嫌」「なんとなくこんな感じ」と言った方向性は見えやすくなりますよ。

書き出しの参考として、自分史の中の私の生い立ちの一部(内容は要所で改変あり)を掲載します。


1970年代、北海道空知地方の町で生まれる。かつては炭鉱業が盛んな地域だったが、私が生まれたときはすでに閉山しており、町には衰退のムードが漂い始めていたそう。

私の一番古い記憶は3~4才のときに、父に敷き布団でぐるぐる巻きにされて泣いたこと。最初は敷き布団を盾にした父めがけて、弟と体当たりして遊んでいたはず。私が泣いても笑ってやめようとしない父の様子を見て、母が怒鳴っていたのをおぼろげながら覚えている。

住んでいた平屋の団地の間取りは玄関を入ってすぐ右にトイレ。そのまま廊下を進むとダイニングキッチンがあり、右に一部屋、左に二部屋だったように思う。近所には同世代の子がたくさんいて、向かいの団地には同級生の男の子がいた。

母は早くに私を産み、弟が生まれた後に離婚。私には敷き布団の記憶があるが、父の名前も年齢も顔も思い出せない。家には父が映った写真が一枚もなかった。でも母から父の悪口を聞いたことはなかった。

父はお酒が好きでよく飲んでいたそう。これは後に同居する祖母から聞いた話だ。祖母はよく「だから結婚するなって言ったのに」と母のことを責めたり、父のことを悪く言っていた。お酒を飲むと父は大声を上げたり、時には母に手を上げたりもしていたそう。私にその記憶はないが、知らない人でも大人の男性が怒鳴る様子を見るのが苦手なのは、父が影響しているのかもしれない。



誰に読まれることのない自分史、書いてみるとなかなか面白いです。

時間がかかるので、リラックスしながら少しずつ進めてみてください。








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