過去の病歴や自身のストレス耐性の低さなどから、自律神経を整えることを意識しています。
最近は耳温活に注目していて、耳を温めてくれるグッズが気になっています。
40代になって気づいた耳の大事さ

耳が大事な部位(体のどの部位も大事なのですが…)と気づいたのは、更年期に入った40代後半。
エストロゲンの減少によって自律神経の乱れが起こり、耳の閉塞感や耳鳴りを感じるようになりました。
耳の調子が悪いと、動くのがつらくなるので活動量が極端に減り、気持ちが塞ぎ込みがちになります。
また、季節の変わり目に頭痛に悩まされるようになったのですが、色々調べたところ、こちらにも耳が関係してそうだとわかりました。
日本医師会広報誌には、気圧の変化による頭痛や倦怠感、耳鳴りなどは「気象病(天気痛)」と呼ばれるとあります。
耳の奥にある内耳が気圧の低下を感知すると、脳にストレスと伝達され、それが自律神経の乱れを引き起こし、交感神経が優位になって不調を感じやすくなるとか。
思い返してみると、20代のとき、自律神経失調症を発症して病院に駆け込んだ先は「耳鼻科」でした。
当時はめまいなのにどうして耳?と思っていましたが、耳は体の平衡感覚を保つという役割を担っているので、めまい→体のバランスがおかしい→耳鼻科で受診ということなんですよね。
50代夫は耳を温めて調子がよくなった
万年肩こりや頭痛に悩まされてきた旦那は、50代に入ると寒さで症状が出やすくなり、特に外出時に長時間マスクを使用していると耳の痛みから頭痛がひどくなって、仕事がままならなくなることも…。
脳を調べたり、鍼や整体などにも通いましたが、症状は一進一退でなかなか解消されませんでした。
そんなある日、寝ているときに頭が寒くて起きてしまう、朝起きるとおでこがびっくりするほど冷たいからと、ニット帽を被った寝てみたらなんだかいつもより調子がいいとのこと。
さらに翌日はニット帽子を耳まで下げて寝たところ、頭痛が起こらず朝までぐっすり眠れたと喜んでいました。
そこで初めて知ったのが「耳温活」です。
耳は皮膚が薄く脂肪がないので、気温の影響を受けやすく、冷えやすい一方、マッサージをしたり、カイロを当てるなどして耳を温めると、耳に近い頭の血行が良くなり、頭痛が解消されやすくなるのかな、と思います。
旦那はお風呂にゆっくりと浸かる、肩回りを動かしてコリをほぐすなど、基本的な生活習慣の改善も行っていますが、耳を温めるようになってから肩こりや頭痛に悩む頻度が明らかに減ったと感じているようです。
耳温活のやり方
耳温活は家にあるものを使って、今すぐ始めることができます。
簡単に行うなら、
- 電子レンジで蒸しタオルを作り、耳全体に当てて温める(500〜600Wで30〜60秒くらいが目安)
- 使い捨てカイロを耳に当てる(やけどに注意)
- 耳を揉んだりマッサージする
といった方法があります。
耳温活グッズ5選
蒸しタオルやカイロを使う耳温活は、気軽に始められるのがいいのですが、すぐに冷めてしまったり、ずっと耳に当てる必要があるなどちょっと不便な面も…。
億劫さや面倒がなく、使いやすい耳温活グッズを紹介します。
フリース帽子
※(画像をタップですると楽天市場の商品ページへ移動します)
50代夫が耳温活に目覚めるきっかけとなったニット帽子。
耳は温かくなるものの寝ているときは蒸れやすく、生地の厚みや肌触りが気になるというので、私が探してプレゼントしたのがフリース帽子です。
とても温かく、なのにゴワゴワせずに肌触りもよくて、静電気も気にならないと、気に入って冬になると毎日被って寝ています。
元々は両親への長寿祝いのプレゼント探しで見つけたお店で売っていたもので、品質や対応に不安はありませんでした。

ルームジャケットも、贈った日から両親が愛用してくれています。
プレゼント用の包装が丁寧で素敵なので、贈り物にもおすすめです。
ねおちスト
※(画像をタップですると楽天市場の商品ページへ移動します)
6日分入っていてレンジ加熱の必要なし、ラベンダーの香りつき、試しやすい価格帯と、繰り返しは使えませんが初めての耳温活に選びやすい商品です。
パッケージがかわいいので、プレゼントにも向いています。
スリット部分に耳を入れて使うので、もちろん手でずっと押さえておく必要はありません。
20分じんわりと蒸気が耳を温めてくれます。
ドクターエアーイヤラボ
耳栓タイプなので、耳をじんわり温めながら周りの音を遮断してくれます。
蓄熱式で本体に電源がないため、そのまま寝ても電源が入ってしまうなどの心配がありません。
温かさの持続時間は15分ほど、48℃(高)・43℃(中)・38℃(弱)の3段階から選べます。
typeCケーブルで充電でき、繰り返し使えて経済的です。
アテックスルルド「ミミトロリン」
耳を密閉しない設計になっていて、周りの音が聞こえるので、家事や育児中に使いたいときも安心です。
イヤーピースはMとLの2種類が付いているので、自分の耳のフィット感を調整しながら使えます。
20分で自動的にオフになります。
電熱イヤーマフ
耳当て部分に電熱ヒーターが内蔵してあり、スイッチを押すと60秒でしっかり耳を温めます。
ヘッドバンドの調節が可能なので、頭のサイズに合わせて使えます。
コードレスだからひっかかる心配はありません。
北海道民には馴染み深い「耳かけ(道民は耳当てを耳かけと呼びます)」タイプは、外で使っても違和感がないので使用の幅が広くていいかも。
小林製薬「耳ほぐタイム」

繰り返し使える商品ではないですが、気軽に耳温活を試せるのが小林製薬の耳ほぐタイム。
すっかり耳温活にハマっている旦那が買ってきました。
中には耳栓とS・Mサイズのイヤーピース、発熱体が入っています。


使ってみたところ、じんわりと温かくなって気分がほぐれます。
耳栓タイプなので音を遮断して安眠に…とあり、私自身は音がまったく聞こえないと反対に怖くなるのでどうかなと思いましたが、完全防音ではないので大丈夫でした。
ただ、寝たまま装着して寝返りを打つと、耳に当たって痛くなります。
寝る前に座って本を読んだり、リラックスしたいときに使うといいなと思いました。
あと、旅行先とかのホテルに泊まるときに、疲れを癒す&耳栓として使うのもいいかも。
おわりに
肩こりや頭痛などで悩んでいるとき、首や目、背中を温めることはあっても、耳は意外と盲点ではないでしょうか。
気になった方は今日から耳温活、始めてみてくださいね。
ブログを読んでくださりありがとうございます。
バナーを押すと、ブログ村の「IN」のランキングに1票が入る仕組みになっています。
応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村


コメント