内向型、しかも50代主婦となると、外に働きに出るのが難しいです。
また、本来は外向型の人でも、50代は更年期などで体調に波があり、思うように働けない人もいますよね。
事情はさまざまにあるものの、働いていないという罪悪感が心に重くしかかり、状況を変えたいと思っている人は少なくありません。
そこで今回は、私の経験談を織り交ぜつつ、50代主婦でも稼げる副業をご紹介します。
「専業主婦におすすめの副業」や「主婦でもできる副業」など、当記事に限らず、主婦に副業を絡めた記事は多いですが、副業とは本来、会社員(正社員)が本業以外に行うサブ的な仕事を指します。パート主婦が別の仕事を掛け持ちして働く場合はダブルワークや兼業といい、専業主婦であればそもそも副業とはいいません。しかし、世間一般的に、属性に関わらず本業ほどの稼ぎがない仕事を副業と表現することが多いので、当記事でもそのような意味合いで使っています。
【体験談あり】内向型の50代主婦や専業主婦でも稼げる仕事9選
今までの「働きに行く=外に出る」という固定概念が壊れ、在宅でできる仕事はどんどん増えています。
これは内向型50代主婦にとって、追い風といえそうです。
それでは今現在、内向型50代主婦でも稼げる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
Webライター
Webライターとは、Webサイト上の記事を作成する仕事で、主なクライアント先はメディア運営者や企業、通販サイト運営者、広告代理店などです。
コラムや商品説明、トレンド記事など、作成する文章のジャンルは多岐に渡ります。
Webライターは未経験の方でも飛び込みやすい分野であり、主婦に限らず、近年は年代や職業を問わず多くの人が参入していますね。
私は元々文章が書くのが好きだったことに加え、地元から離れた場所での育児で子どもの預け先がなかったため、自然と「在宅で文章を書いて収入になるWebライター」に興味を持ち、仕事として開始しました。
主婦ライターとして働き始めて今年で14年目になりましたが、現在でも副業収入の主軸となっています。
Webライターの仕事の内容や主婦におすすめの理由、収入については、主婦ライターの働き方の正解とは?に詳しく掲載しているので、ぜひ併せてお読みください。
Webライターの仕事はSNSで探すこともできます。ただし、いきなり個人対個人のやりとりになるので、作業の内容や金銭面など初心者には不安も大きいですよね。そこでまずは、クラウドソーシングサイトに登録をして、Webライターとして基盤や記事作成の基礎を学ぶという方法もあります。
私自身も、以下のクラウドソーシングサイトを利用してWebライターを開始しました。
- ランサーズ
- CrowdWorks(クラウドワークス)
クライアントによって両方に仕事の依頼を出しているケースもありますが、一方のみの人も少なくありません。そのため、できれば両方に登録するのがよいでしょう。なお、登録は無料ですが、報酬発生時は手数料が必要になります。
データ入力
データ入力とは、クライアントから与えられたデータを、フォーマットなどに入力する仕事になります。
パソコンの基本操作ができる人であれば、Webライターよりも始めやすい副業ですが、目や肩、腰がとても疲れ、始めたばかりの時は特に疲労度の割には収入が少ないと感じる人も少なくありません。
私は記事作成を発注していただいているクライアントから、何度かデータ入力も請け負ったことがあります。
入力箇所や文字・数字などを打ち間違えないよう、ある程度の緊張感は必要ですが、作業自体は難しくありません。
しかし、やってみて自分には向かないと思いました。
一方で、データ入力の仕事が楽しいと感じて長く勤めている知人もいます。
単純作業なので人によって適正が大きく変わるため、自分に向いているかどうかの見極めは必要でしょう。
なお、データ入力は在宅ワークでは人気の職種なのですが、事務職の経験がある・事務関係の資格などを保有している方は合格率が高いといわれています。
該当する人やデータ入力に興味のある場合は、求人サイトで在宅勤務のデータ入力の仕事を募集している会社を探してみてください。
インターネット上で契約を完結させたい人は、クラウドソーシングサイトを利用するのもおすすめです。
以下のクラウドソーシングサイトは大手2社になり、データ入力の仕事の募集も多めです。
- ランサーズ
- CrowdWorks(クラウドワークス)
クライアントによって両方に仕事の依頼を出しているケースもありますが、一方のみの人も少なくありません。そのため、できれば両方に登録するのがよいでしょう。なお、登録は無料ですが、報酬発生時は手数料が必要になります。
ブログ運営
誰にも雇われずに収入を得たいと思うなら、ブログ運営という方法があります。
私も当ブログを運営しており、収益化を目指しています。
が、1年経過も思うような結果には至っていません。
そもそも稼ぎづらい主婦の雑記ブログというジャンル選定の誤りなど、稼げない理由は私自身にあるのですが、私以外でもSNSで見かける「ブログは楽して稼げる」を体感している人は多くありません。
当ブログの半年、一年の運営報告を貼っておくので、まずは50代主婦の現実をぜひ確かめてみてください。
50代主婦が半年ブログ運営して収益0円でもモチベーションが落ちない4つの理由
50代主婦の雑記ブログの1年間のPVと収益は?心が折れないモチベーションの保ち方はある?
それなのになぜ、ブログ運営を内向型50代主婦におすすめするのか。
その理由は、コツコツやっていれば道が拓ける可能性はあるからです。
内向型50代主婦が起業するというと高い高い壁のように思えますが、ブログ運営ならそれに近い形で個人事業主になれるかもしれないのです。
実際に、50代主婦でブログを運営している方の収益報告を見ると、PV(キーワードで検索してブログを訪れた人)やドメインパワー(Googleからの信頼度を数値化したもの)がそれなりにある場合は、月に10,000~30,000円くらい稼げているようです。
もちろん、もっと稼いでいる人もいますよ。
ブログ運営はサーバー代くらい(年間10,000円ほど)で行えるので、外で働きにくい内向型50代主婦がやってみる価値はあるのではないかと思います。
ブログの記事はSNSとは違い、ストック型(蓄積型)のため、運営が長くなるほどPVが増える傾向にあります。
いきなり大きく稼げなくても、少しずつ自分の手で育ち、5年後や10年後はお小遣い程度でも収入が得られるようになっていたら嬉しいですよね。
そんな風に今から種を撒いてみたい、私も小さい一歩を踏み出してみたいと思う方は一緒にブログ運営、始めてみましょう。
Xサーバーの「ワードプレスクイックスタート」なら、これまでは自分で行わなければならなかった以下の作業がすべて自動で行えてとても便利です。
- レンタルサーバー契約
- ドメイン取得
- SSLの設定
ブログ初心者にはちんぷんかんぷんで、ここで躓き、開設を諦めている人は少なくありません。
私もそのひとりでしたが、Xサーバーのおかげでブログが開設できました。
ワードプレスのテーマは、ブログ開設後必ずしもすぐに購入する必要はありません。
無料で使えるテーマでも十分にブログ運営が行えますが、私は開設と同時に導入してよかったと思っています。
有料テーマはSEO対策がされており、カスタマイズも直感的に行えます。
当ブログのトップぺ―ジはサイト型と呼ばれるもので、もちろんSWELLで作りました。
アラフィフでも「こんなトップページが作りたい」を叶えてくれるのがSWELLです。
「主婦 ブログ 収益」などと検索すると、開設して数ヶ月で月に100万円稼いでいます、といったすごい人を見かけることがありますよね。
記事には「すぐ稼ぎたい人はこのマニュアルを購入すべき!(情報商材)」や「(有料)サロンに入って有益な情報をゲットしよう!」などと書いてあるので、お金を払えば自分も同じように稼げるのでは?と思ってしまいますが、ちょっと待ってください。
高いコンサル料を払っても、1円も稼げなかったという人はたくさんいます。
もちろん、コンサルをやっている人の中には、良心価格で親切丁寧に教えてくれる人もいるのですが、ブログを始めたばかりで右も左もわからない状態では、どの人が真面目に教えてくれる人で、どの人が詐欺みたいなことをする人なのか判別がつきませんよね。
なので、焦ってお金を払うのは禁物です。
ブログについてもう少し詳しくなってから、自分の目で見極めて選ぶのがいいですよ。
楽天ROOM
アフィリエイトがよくわからないという人は、楽天ROOMがおすすめです。
楽天ROOMとは、自分がピックアップした楽天市場の商品をmyROOMに投稿し、myROOMを経由して商品が購入されることで、成果報酬がもらえる仕組みになります。
楽天市場で買い物をしたことがある人なら手軽に始められますし、ブログのような初期投資も必要ありません。
私も先月から楽天ROOMを始めました。
始めてみて、ブログよりも簡単という感覚は実感としてあり、1年経過もほとんど収益の上がっていないブログに対し、楽天ROOMは開始して2ヶ月目で収益がでました。
私のようにブログ→楽天ROOMの流れではなく、楽天ROOM→ブログの流れのほうが、アフィリエイトの理解も早くなってブログが効率よく運営できるのではないかと思います。
なお、私の楽天ROOMはこちらになります。
道民だからこそ知っている北海道のおいしいものやおすすめ商品がたくさん並んでいるので、ぜひ覗いてみてください。
不用品を売る
私はフリーマーケットの経験しかありませんが、必要のなくなったものが売れると、家が片付くだけではなく収入も得られるのでまさに一石二鳥ですよね。
子どもの服や遊びつくしたゲームなどを売って、毎回10,000円くらいにはなっていました。
今ならフリマアプリがあるので、わざわざ出店する手間もありませんし、フリーマーケットよりも高く出品しても買ってもらえる可能性も高いです。
とはいえ、毎月継続して不用品を出品するというのも難しい面があるので、不用品売買は単発的な収入と捉えたほうがよいでしょう。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、登録したWebサイト上、またはメールで届くアンケートに答え、内容に応じた報酬をもらう仕事です。
私も過去にアンケートモニターをしたことがありますが、朝コーヒーを飲みながら、テレビを見ているCM中、ソファーに横になりながら、寝る前の5分など、すき間時間にできるのでとても楽でした。
答えるのに時間がかからないですし、商品モニターに当選すると報酬が高いだけではなく、無料で商品が試せたりするのでお得感がありましたよ。
都市近郊であれば座談会に参加すると、1度で10,000円ほどの稼ぎになる場合もあります。
私はWebライターの仕事が忙しくなったので止めてしまいましたが、最近また復帰しようかなと思っています。
アンケートモニターサイトは、複数登録するのがおすすめです。
それぞれのサイトによってアンケート内容や報酬が違うので、自分に合うところを探してみましょう。
ポスティング
ポスティングとは、チラシやフライヤーなどの広告をポストに投函する仕事です。
たとえば、某ピザ店ではキッチンスタッフやデリバリースタッフの他に、ポスティング専門のスタッフを募集しています。
配布日や開始時間は自由に決められるようで、悪天候や体調などを考慮しながら、働きたいときに働きたいだけ働けるメリットがあります。(募集している企業や団体などによって就業規定は変わります)
在宅ではないですが人と極力会わずに済む仕事で、徒歩や自転車で行う場合は健康にも良いですよね。
私も引っ越し先の環境にようやく慣れてきたこともあり、ポスティングを始めてみようかなと思っているのですが、住んでいるところが田舎だからなのか、今のところ募集がありません。
見つけたら応募して、やってみようと思っています。
タイミーなどの時間労働
すきま時間にすぐ働けるとして、年代を問わず利用している人が多いタイミー。
内向型、そして更年期真っ只中の50代主婦でも、人と会わない業種を体調の良いタイミングで応募できれば、ハードルはかなり低くなるのではないでしょうか。
私自身、パートに応募しても急にやってくる体調不良で休まなければいけない申し訳なさが先立ち、なかなか復帰ができないままでWebライターの仕事を続けてきました。
でも、タイミーなら、自分に合う仕事が探せます。
以前アルバイト経験のあるスーパーやホームセンターでの品出しや飲食店の洗い場、宅配物や郵便物の仕分けなどをやってみたいなと思っています。
仕事が合わない、人間関係が合わないと思っても、その場限りなので負担は少なく始められます。
タイミーなどの時間労働を行うときは、就業場所が明確(大手チェーン店や地元で知られた企業など)なところを選ぶようにしましょう。在宅で高額が稼げると謳っているものや、「物を運ぶだけ」「確認するだけ」といった業務内容は詐欺などの可能性があるのでやめましょう。
内向型50代主婦は複数の副業でまずは月3万円を目指す
長らくWebライター一本でやってきましたが、3~4年前から「他にも収入が得られる方法がなければダメだ」と思うようになりました。
その理由は、2018年の副業解禁と、2020年の世界的な感染症大流行。
両者により、Webライターの世界に続々と会社員が流れてきて、年齢や専門知識を持つ人との競争により、以前ほど案件が獲得できなくなってきました。
これといった資格や経験を持っていない主婦ライターの足元が少しずつ、でも確実に崩れ始めてきている実感。
でも、今からパート主婦として外でバリバリ働くのも難しい。
そんな私が辿り着いたのは、色々な副業を並行することでした。
ひとつの副業の収入がそれほどではなくても、複数あればまとまった金額になりますよね。
たとえば、未経験で無理なく稼げる金額としてWebライターが月5,000円~8,000円、データ入力で月5,000~8,000円、楽天ROOMで月1,000~2,000円、アンケートモニターで月2,000~3,000円とした場合、合計は13,000~21,000円になります。
ここから美容室代やカフェ代なんかを出せるだけで、「旦那さんばかりに働かせて申し訳ない」「家事しかしていない自分に価値などない」と自分を責めることから抜け出せるのではないでしょうか。
「人並みに稼ぐ」ことに縛られない
50代主婦が副業を始めるにあたり、いきなり月8万円とか月10万円を稼ぐことを目標にするのは辞めたほうがいいです。
そもそも、その金額を設定するのは、外で働いているパート主婦と同じくらい稼ぎたいと思っているからではないでしょうか。
それでやっと、人並み、世間並だと思っているからですよね。
でもその考え方が、小さな一歩を踏み出すことを躊躇わせてしまうと思うんです。
月8万円稼げないならやる意味がないのでは?と、悩んでばかりで一歩が踏み出せない限り、収入は決して増えません。
でも、できる範囲でできることをやろうと一歩踏み出せば、少額でも必ず収入は得られます。
続けることで稼ぐ力がついてくる
どんな仕事でも、続けていくうちに自分でやりやすい方法を考えるようになり、最初に比べて効率よく働けるようになります。
Webライターなら、文章力が上がればもっと単価の高い案件に挑戦しようと思ったり、データ入力の場合は同じ1時間でも最初より入力できるデータ量が増えて、結果的に単価がよくなったなんてこともあるでしょう。
最初は月10,000円の稼ぎでも、半年後に月20,000円、1年後に月30,000円になったら、翌年からは360,000円の収入が得られるようになります。
まとめ
- Webライター
- データ入力
- ブログ運営
- 楽天ROOM
- 不用品を売る
- アンケートモニター
- ポスティング
- タイミーなど時間労働
外でバリバリ働いている人と同じようには働けない内向型50代主婦でも、稼ぐことはできます。
その金額は小さくても、自分で稼ぐという体験は自分に自信を持たせてくれます。
まずは一歩、踏み出してみましょう。
お金を稼ぐには自分で働くだけではなく、お金に動いてもらう方法もありますよね。
私は積み立てNISAでコツコツと資産形成をしています。
興味のある方はぜひ、50代から新NISAを始めるのは遅い?投資が怖い私が運用3年で感じたことも併せて読んでみてください。
ブログを読んでくださりありがとうございます。
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