三角コーナーや水切りかごって、ちゃんと洗っているのにすぐヌメりますよね。
食材を扱うキッチンにあるのになんだか不衛生に感じるし、朝からたまりっぱなしの三角コーナーの生ごみと食器が置かれたままの水切りかごに、ただでさえ重い食事の支度のやる気を削がれたり・・。
どちらもなくてはならないけれど、既存のものを当たり前のように使うってどうなんだろう。
そんな疑問から、よくある三角コーナーや水切りかごの代わりを探してみました。
私が実際に使っているものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
三角コーナーの代わりになるもの3選
新聞紙やチラシで作ったゴミ箱やスーパーで肉や魚を買ったときのポリ袋を、調理中に出る野菜の皮やくずなどを捨てるゴミ袋に再利用して、食べ残しはネットをかけた排水口に捨てた後、ネットごとゴミ袋にまとめて捨てればお金もかからずエコです。
でも、いちいちゴミ箱を作っておくのが面倒だったり、そもそも新聞をとっていない家庭も増えていますよね。
肉や魚の入ったビニール袋も、畳んでしまっておくのがひと手間。
そんなときは市販品の力に頼っていきましょう。
紙製の水切り袋
メリット | デメリット |
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・耐水紙使用で水に強く、水分を絞って使える ・生ごみと一緒に分別せずに燃えるゴミに出せる ・おしゃれな柄でインテリアの邪魔をしない | ・自立する・耐水性はあるものの雑に扱うと底などが破けやすい | ・そのままでは水切れがいまいち
紙製の水切り袋は見た目がおしゃれなものが多いので、キッチン以外でも食卓テーブルなど人目が付く場所での使用もOK。
枝豆の皮やみかんの皮入れに使ったり、すき焼きのときに割った卵の殻入れ、焼き鳥の串入れ、お寿司についてくる醤油の袋入れなどに使えます。
紙製の水切り袋はセリアやダイソー、無印良品などでも販売しているので、好みの柄を探してみるのもいいですよね。
ビニール製の水切り袋
メリット | デメリット |
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・メッシュ素材のものは通気性がよく蒸れや匂いを防ぐ ・紙製よりも水切れの効果が高い ・紙製よりも破れにくい | ・底部分がマチになっていて自立する・水を一気に流すと浮力で一緒に流れてしまう ・紙製に比べてゴミ袋感が出る | ・口の部分を折り返さないと閉じてしまう
ビニール製の水切り袋は、紙製よりも水切りがしやすいメリットを生かし、ゴミ袋だけではなくザルの代わりとして使えます。
たとえば、新品を野菜の水切りに使った後、通常のゴミ入れとして使えば一石二鳥ですよね。
通気性のよさを生かして、冷蔵庫の野菜の保存に使うのもおすすめです。
ポリ袋ホルダー
メリット | デメリット |
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・使わないときは折りたたんで収納できる | ・買い切りで壊れるまで使える・ゴミを入れるビニールは別に用意する必要がある |
一石二鳥どころか一石三鳥、四鳥の使い方をしたいなら、ポリ袋ホルダーがおすすめです。
中でも人気なのが、タワー(山崎実業)の商品。
フック部分を開いてビニール袋をかければゴミ箱、下にマットなどを敷いて使えばコップや水筒、ペットボトルなどを乾かしたり、食材の移し替え、タブレットや料理本の立て置きなど多様な使い方が可能です。
水切りかごの代わりになるもの3選
私は水切りかごをやめて3年以上経ちます。
水切りかごをやめた直接の理由は、当時住んでいた賃貸アパートのキッチンが狭すぎて、水切りかごを置くと他の作業ができなかったからなのですが、現在住んでいる古い賃貸一軒家のシンクは広く、水切りかごを3つくらい置けるくらいです。
それにもかかわらず水切りかごを再開しないのは、水切りかご以外で十分事足りているから。
それに、水切りかごに食器をためっぱなしにしていた生活から、食器を洗ってすぐに拭く流れができ、キッチンをすっきりさせる気持ち良さを知ってしまったので、今後も水切りかごがある生活には戻らないと思っています。
それでは現在私が使っている商品を含め、水切りかごの代わりになるものを紹介します。
ティータオル(キッチンクロス)
メリット | デメリット |
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・収納場所をとらない(ループでひっかけられる) ・洗濯機で洗える(柔軟剤はNG) ・折りたたんで好きな大きさで使える | ・吸水性が高い・平置きなので水の切れが悪い ・煮沸や漂白はできない(商品によっては色落ちする) | ・洗濯が必要
ティータオルとはティーポットが冷めないように包んだり、テーブルに敷いたり、洗ったティーポットやティーカップを拭き上げるのに使われていたもので、イギリスが発祥ですが用途の広さからヨーロッパ各地で同じように使われています。
主にリネン製とコットン製があり、柄などがおしゃれなので、キッチンにかけてあっても素敵なインテリアになります。
水切りマット
メリット | デメリット |
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・収納場所をとらない(ループでひっかけられる) ・洗濯機で洗える(柔軟剤はNG) | ・吸水性が高い・平置きなので食器の内側に水が残ることがある ・煮沸や漂白はできない(商品によっては色落ちする) | ・洗濯が必要
水切りかごの存在感と水垢の発生に悩んで処分を決めたとき、代わりとして購入したのがこちらの水切りマット。
厚みがあるので上に食器をのせても比較的安定し、吸水性がいいのに乾きが速いので重宝しています。
水切りマットを購入してから、洗い終わった食器を流れで拭いて片付けるところまでルーティン化したので、キッチンはいつもすっきりとしています。
折りたたみ式ラック
メリット | デメリット |
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・シリコン製は汚れにくく(洗剤でサッと洗える)サビに強い ・野菜の水切りとしても使える ・商品によっては調理中の鍋も置ける(耐熱性があるものに限る) | ・使わないときは丸めて収納できる・食器の縦置きは形状やサイズなどを選ぶ | ・一度に乾かせる量は少なめ
水切りかごの処分のとき、実は最後まで迷ったのが折りたたみ式のラックでした。
場所もとらず、使い終わったあとに片付けやすいのが決め手でしたが、シンクの大きさに商品のサイズが合わず断念。
我が家はふるーい一軒家に住んでいるので、シンクがやたら大きいんです・・。
シンクに合うサイズが出たらすぐにでも購入したい商品です。
まとめ
既存の水切りかごはすでに卒業した私ですが、三角コーナーはビニール袋のものを試してみたものの、使い勝手があまりよくなく、現在は次の一手をどうしようかと検討しているところです。
ちなみに購入したのはニトリのもので、今はゴミ袋としてではなく、記事でも紹介したように野菜の水切りや冷蔵庫の野菜保存に使っています。
今回、既存の三角コーナーや水切りかごの代わりとなるものを紹介しましたが、既存のものが必ずしもダメということではありません。
私のように、実際に使ってみたら自分には既存のほうが合っていたということもあるでしょう。
そのため、袋でもマットでもいきなり複数分購入するのではなく、まずは1つ買って使ってみて、問題がなければ切り替えてみてくださいね。
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