これまでの人生で自ら購入した本は数える程度ですが、先日ふと思い立って引っ張り出して読んでみたところ、購入当時とはまた違う感情が沸いてきて、本を読む時間が楽しみになりました。
ところが、年齢のせいなのか、読み始めてしばらくすると目が疲れてしまいます。
そこで「聴く読書」というキャッチコピーが新鮮な話題のサービス、オーディブルを体験してみたのですが、これが思っていた以上によかったんです。
私と同年代の方には、メリットが多いと感じました。
50代主婦にオーディブルがおすすめの理由と始め方をご紹介します。
Audible(オーディブル)とは?50代主婦に嬉しい6つのメリット
Audible(オーディブル)は、Amazonが運営しているオーディオブックサービスです。
月額1,500円で以下のサービスが受けられます。
- 12万以上の作品が聴き放題
- 俳優や声優、ナレーターが朗読を担当
- オフライン再生ができる
フレンチブルドッグが出演するコマーシャルを見たことがある人は多いと思いますが、「聴く読書」がコンセプトゆえ、読書が好きではないとあまり興味が持てないサービスのようにも思えます。(私がそうでした)
しかし、選べるタイトルには小説やミステリー、ビジネス書などの「本」以外にも、ポッドキャストやトークショーなど「本以外」もあるので、思いのほか万人に楽しめる内容となっています。
また、朗読はプロが行っており、推しの俳優や声優目当てに聴いてみる、という楽しみ方もできますよ。
事前にダウンロードしておけば、Wifi環境がないところでも作品を聴けるのも嬉しいポイントです。
冒頭で話した私が引っ張り出しで読んでいた本は、沢木耕太郎さんの「深夜特急」です。
香港からロンドンまで陸路で旅する内容なのですが、とにかく情景の描写が美しく、主人公が対比する人との感情の表現に引き込まれ、実際に香港まで旅行に行ってしまったくらいのめり込んだ本です。
オーディブルでは、俳優の斎藤工さんが朗読をしています。
オーディブルではほかにも、たくさんの俳優や声優がナレーターを担当しています。
詳しくは、「今日は誰を聴く?」オーディブルは朗読者(ナレーター)で選ぶ!2024年に聴ける作品11選にてご紹介しているので、併せてお読みください。
と、ここまで至れり尽くせりのオーディブルですが、実際に体験してみると、他にも50代主婦ならではのメリットが多いと感じました。
メリット①目が疲れない
本の続きを読みたくても、目が疲れて読めなくなっていた私には、これ以上ないメリットです。
また、50代になると、そこまで目が疲れていると感じなくても、朝起きてまもなくや夕方、夜など、時間帯によっては視力がぼんやりしたりして活字を追うのはつらいことってありますよね。
オーディブルは、耳で本で読書するツールなので、時間帯を問わずに好きなときに本が「聴けます」。
メリット②夜眠れるようになった
更年期が原因で夜なかなか寝付けなかったり、真夜中に目が覚めてしまうことが月に何度かあり、こうなると朝まで眠れないのは経験でわかっているので、今まではYouTubeを見て時間を潰していました。
確かに時間は潰れますが、スマホやテレビの画面が明るくて、意識がどんどん覚醒してしまうのはよくないなと思っていたんですよね。
これは思いもかけないメリットだったのですが、オーディブルを聴いていると、そんな日でもいつの間にか寝落ちしているんです。
イヤホンから流れてくる声が眠気を誘導してくれるだけではなく、目を使う必要がないので電気を消したままでOKというのもリラックスできる理由なのかなと思います。
オーディブルにはスリープタイマー機能があるので、寝落ちしてしまうと起きるまでスマホを使いっぱなしという心配は必要ありません
メリット③家事をしながら聴ける
本を持つ必要がないので、料理や掃除、洗濯などの家事をしながら聴けます。
読書好きの人は紙のページを一枚ずつ捲っていく感覚が好きといいますが、本を持って捲る動きがあることで、家事をすべて終わらせて、自由な時間にじっくりと腰を据えてじゃないと読書はできないというイメージもありますよね。
そんな時間の確保の必要がないのも、オーディブルを手軽に始められる理由です。
メリット④趣味ができる
長年、本を読む習慣がない人にとって、趣味に読書を選ぶのはややハードルが高いと感じるのではないでしょうか。
本の選び方や買った本の収納場所などを考えると面倒になったり、そもそも読むのに目が疲れてしまうとか、デメリットばかりが目についてしまいますよね。
でも、オーディブルはそんなふうに高く感じていたハードルをひょいと越えてくれます。
パッと選んだ本が自分に合わなければ躊躇なく次を探せますし、本を並べる棚も場所も必要ありません。
いつの日か「趣味は読書です」と言える日がくるかもしれません。
メリット⑤家族と共有ができる
オーディブルにはマルチデバイス機能があり、アカウントひとつで複数の端末にログインできます。
自分が読んでよかった本を家族におすすめできて、しかも気軽に読んでもらえます。
デジタル世代の子どもは本よりもデバイス利用のほうが受け入れやすいようで、通学時やバイト先への往復時に読んでいるようです。
子どもが幼少期のとき、絵本の読み聞かせがとにかく苦手だった私にとって、あの時代にオーディブルがあればすごく便利だったのにと思います。タブレットやスマートスピーカーで利用・再生すれば、イヤホンなしでも聴けます。
メリット⑥無料で試せる
Audible(オーディブル)は、30日間の無料体験期間であれば、使ってみて自分には必要がないと思えばすぐに解約でき、料金はかかりません。
退会もパソコンでサイトにアクセスすれば行えます。
Amazonが運営しているサービスということもあり、買い物などでAmazonのアカウントを持っている人ならすぐに始められるのが嬉しいですよね。
【簡単4ステップ】オーディブルの始め方
Amazonのアカウントがない人は、先に取得しておくとスムーズに手続きができますよ。
Amazonのアカウントがある場合は、簡単にサインインできます
これで手続きは終了です
オーディブルのアプリをダウンロードして、アプリからオーディブルの登録をしてしまうと、30日間の無料体験期間が適用されないので注意してください。30日間の無料体験期間を適用するには、必ずAudible(オーディブル)の公式サイトで登録をした後、アプリのダウンロードを行ってください。
まとめ
- 目が疲れない
- 夜聴くと眠れる(体験談)
- 家事のときやすき間時間などいつでも聴ける
- 趣味になる
- 家族と共有できる
- 無料で体験できる
目が疲れて本が読めない、不眠がつらい、趣味がほしいといった悩みがある場合は、オーディブルを試してみてください。
30日間無料体験の期間を利用して気になる本を読んでみたり、好きな俳優や声優の朗読で楽しい時間を過ごしてみましょう。
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