楽天市場で買える、こうじや里村の冷蔵庫で育てる熟成ぬか床。
これまで似たような商品をあれこれ買っては味がしっくりせず、一時期はぬか床ジプシーになった私でもおいしいぬか漬けが作れた万能ぬか床です。
これでだめならぬか床はもう諦めるつもりで取り寄せてみたところ、こうじや里村のぬか床のおかげで今では楽しいぬか床ライフを送っています。
手軽においしいぬか漬けが食べたいと思っている人は、参考にしてください。
- 今まで色々ぬか床を試してみたけれど、味がいまいちだった
- 手入れが上手くいかずに失敗してしまった
こうじや里村のぬか床でぬか漬け作りに挑戦!
こうじや里村のぬか床は、ジップタイプで冷蔵庫で保存します。
ぬか床用にタッパーなどを用意する必要がないので、届いたその日に野菜を漬けて食べられますよ。
きゅうりを使ったぬか漬けの作り方をご紹介します。
洗って水気を拭きとったきゅうりを、ぬか床に差し込みます。
手順はこれだけ。
本当に簡単です。
野菜別の漬けこみ時間の目安は、ガイドブックに書いてあります。
きゅうりは10時間ですが、ぬか床を使い始めのときは漬かりやすいため、3回目までは目安時間の6割がいいとのこと。
きゅうりなら6時間ということで、6時間後に出してみました。
たった6時間ですが、心なしかちょっとしなっと漬物っぽくなったような・・。
カットしてみると、きゅうりのみずみずしさはありますね。
味は初回ということもあり、あまり期待していなかったのですが、酸味がほどよく、塩辛くなく、かといって生野菜感があるわけではなく、しっかりぬか漬けになっていました。
試しに1本しか漬けなかったので、家族3人であっという間に食べてしまいました。
2回目は冷蔵庫の余り物を漬けてみた
- にんじん
- なす
- 大根
- ミニトマト
- チーズ
自家製のぬか床は、半端に余った野菜をおいしく消費できるのが嬉しいところです。
にんじんや大根、なすはぬか漬けの定番です。
なすは塩揉みすると色が鮮やかになり、味も漬かりやすいとガイドブックに書いていましたが(きゅうりも同様)、塩っ辛いのが苦手なので塩揉みせずに漬けたので、ややなす感が残りました。
定番3品で家族から圧倒的に支持されたのはにんじん。
ぬか漬けにするとにんじんのえぐみが消え、甘みが引き立ちます。
にんじんも塩揉み推奨でしたが、我が家は塩揉みなしが口に合います。
ミニトマトはガイドブックに掲載されていたのでやってみたのですが、正直ぬか床に入れたとて、味はそんなに変わらないだろうと思っていたんですよね。
ところが、実際に食べてみるとぬかの塩気がミニトマトに加わるので、甘みが際立っておいしかったです。
チーズのぬか漬けがおすすめ
2回目に挑戦したなかで、一番おいしかったのがチーズ。
チーズの塩気とぬか床の塩気でしょっぱくなっちゃうかなと思ってましたが、むしろ塩気が丸くなり、よりチーズの味わいが濃厚になってめちゃめちゃおすすめです。
チーズをぬか床で漬けるときは、野菜とは別の袋に取り分けて個別に漬けこんでください。ぬか床の乳酸菌は植物性、チーズの乳酸菌は動物性なのでぬか床の環境にはあまりよくないとのことでした。
3回目はアボカドとセロリ
ぬか漬けってにんじんやなす、きゅうりくらいかと思いましたが、アボカドのぬか漬けがおいしいとのことで漬けてみました。
摩訶不思議な光景に、本当においしく漬かるのか、このときはまだ半信半疑。
12時間後、
見た目はいつものアボカドとそんなに変わりませんが、食べてみてびっくり。
アボカド本来のクリーミーさがさらにより濃厚に、ねっとり感が増しました。
味はアボカドのやや青臭い匂いが抜け、代わりにぬかのほどよい塩気がプラスされて、チーズのような味わい。
アボカドだけでおいしく食べられます。
- 皮が硬めの若いアボカドを漬けましょう。完熟しているとぬか床で漬けるときに崩れてしまいます
- 色を綺麗にしたいなら、皮は剥かずに漬けたまま漬ける方法も。その場合はぬか床とは別の容器にぬかとアボカドを入れて漬けてください
- 皮むきのアボカドは8時間~半日、皮つきなら24時間漬けこむ
我が家はしょっぱいよりも、やや浅く漬かっているほうが味が好みと分かったので、少し短めに漬けています。
反対に、セロリのぬか漬けは12時間漬けてもまだ薄味だったので、次は1日漬けてみようと思います。
食材によって好みの漬け時間を調整できるのも、ぬか床の面白い部分ですね。
3ヵ月経過
こうじや里村のぬか床で、毎日のようにぬか漬けを作って食べています。
寒い時期だからか、ぬかが腐ることなくいい感じに成長してくれているようで、ジッパーを開けるたびにぬかのいい匂いがしてテンションが上がります。
とはいえ、水気を取り除いたり、野菜に着いたぬかを洗い流したりしているうちに、ぬかが減ってきました。
少しやわらかくなっているのも気になるところです。
新しくぬか床を買い直してもいいのですが、私は足しぬかをしてみることに。
足しぬかを購入すると、ジッパータイプではなく、ぬかが入った袋が配送されます。
目安としてカップ一杯程度をぬか床に入れて、よく混ぜるだけでOKです。
本当に手間なくお世話ができて便利です。
こうじや里村のぬか床とは?
こうじや里村は、岐阜県の米麹メーカー・コーセーフーズのブランドサイト。
製造元の厚生産業やコーセーフーズがてがける商品を、オンラインで手軽に購入できます。
元は薬局で、常連客のために糠や甘草、ウコンなどを調合した漬物の素を販売していた創業者が、本格的に漬物の素を事業化して興したのが前身の厚生食品工業。それから65年の時を経た現在は、厚生産業とコーセーフーズの2枚看板で、漬物の素を始めとして甘酒や米麹、ぬか床を取り扱う専門店となっています。
安心の原材料
- 国産ぬか100%使用
- 化学調味料不使用
食べるときにぬかは洗い流しますが、口に直接入るものなのでやっぱり国産で化学調味料不使用は嬉しいですよね。
材料にはほかに、
- 食塩
- 大豆粉末
- 唐辛子
- 米糠抽出物
- ワインエキス
- 乳酸菌/酒精
が含まれています。
ぬか床のメーカーによって原材料はさまざま。
それが味の違いに現れます。
3年連続!楽天グルメ大賞漬物部門受賞
レビュー数6,000越え、評価は4.65と、こうじや里村のぬか床はとても人気があります。
人気があると発送まで待たされたりしますが、問題なくスムーズに届きました。
私は楽天スーパーセールの買い回りで購入しました。
とても親切なガイドブック付き
届いた箱を開封すると一番上に挨拶状があり、その下には「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床ガイドブック」が入っています。
ぬか床初心者には、このガイドブックがめちゃめちゃ助かりました。
というのも、このガイドブックには運営する漬物サイト(年間100万PV)に届いたユーザーからの質問や疑問を元に、ぬか漬けの漬け方やトラブルの対処方法、おすすめの野菜(季節の旬)などが掲載されています。
しかも、ガイドブックにはない質問がある場合は、メールを送るとスタッフが答えてくれます。
ここまでサポートしてくれるので、初心者でも本当に安心してぬか床に挑戦できます。
3~4日に1度かき混ぜるだけ
こうじや里村のぬか床は冷蔵庫で保管するため、毎日かきまぜる必要がありません。
ぬか床の難しさは管理にありますが、ズボラな私でも続けられています。
まとめ
- 毎日混ぜなくても大丈夫
- 作り方が丁寧に記載されたガイドブック付き
- わからないときはメールで質問できる
売っているぬか床はどれも同じと思っている人に、こうじや里村のぬか床を試してもらいたいです。
レビュー数と評価の高さが納得の仕上がりになりますよ。
タイミングを見計らっているなら、次回の楽天スーパーセールやお買い物マラソンのときに、買い回り達成の1店舗に加えてみてください。
コメント