離れていく友人を引き留めるべき?50代専業主婦の出した答え

海で佇む女性2人

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長年の付き合いがある友人と、以前のように会う頻度が少なくなったり、連絡がこなくなったら。

「もう潮時なのかも」と、友人関係を整理する時期なのかもしれません。

特に50代は、自分の人生を見つめ直し、どう生きたいかを自分に問うことが多いですよね。

疎遠になった友人とはきっぱりと縁を切って、新しい道を歩み始めるべきなのか。

私の体験談と出した答えを紹介します。

もくじ

【体験談】心を開いた20年来の友人と疎遠に

スマホを見る女性

私には子どもが幼少のときに近所のママ友として出会い、以後20年近く関係が続いていた友人がいます。

旦那の転勤で我が家が遠くに引っ越してから8年が過ぎましたが、途中コロナ禍を挟みつつも、年1~2回は会っていました。

諸事情で友人から私が住んでいる町には来れないので、私が車や電車で元に住んでいた町に行くって感じで。

でも、ここ数回続けて会う約束ができず、かれこれ2年近く会えていません。

LINEでのやりとりはずっと続いていて、「会いたいね!」と話は盛り上がりますが、いざ約束をしようとすると日程調整が難しくなります。

私は、これまでも小中高と仲良しだった友人と長く会わずに疎遠になったり、海外旅行に一緒に行くほどの仲だった大学時代の友人と年賀状のやり取りすらなくなった経験はしています。

何より親友がいなくてもやっていけるタイプなので、一人になるのが怖いわけではありません。

ただ、その友人(Cちゃんとします)は私が唯一心を開いた相手だからこそ、今のお互いの立ち位置や関係を整理する時間が必要でした。

50代主婦の友人関係が変わる理由は?

ひとりで景色を眺める女性

50代で友達が離れていったり、反対に自分が離れたいと感じるのは珍しいことではありません。

Cちゃんとの距離が離れていると感じ始めたとき、「なんか嫌われることした?」という不安よりも、そういうタイミングなのかもという寂しさがありました。

理由①人付き合いが面倒になる

長年の友達であっても、人と会うためにはルーティン化した日常を崩さなければいけません。

それが「いつもと違う今日」とワクワクできるうちはいいですが、50代になると日常が崩れると思っただけで憂鬱になる気持ちが沸いたりしますよね。

更年期に突入して、気力や体力が失われる中、朝起きて家族のお弁当の用意から始まる家事をこなすので精いっぱい。

そんな時期、女性なら多かれ少なかれあるのだと思います。

私自身、一時期は宅急便すら受け取りに出るのが面倒になり、家族がいる日を受取日にしていたことがありました。

Cちゃんももしかしたら、今は心身がつらいときで、年に一回私と会う約束をすること自体、気持ちが億劫になっているのかもしれません。

理由②価値観の違い

私とCちゃんはいわゆるママ友としてつながり、子育てや家庭の話を中心に、悩みを相談したり、励まし合ったりして仲を深めてきました。

でも、出会って20年も経つとお互いの子どもは大きくなり、手がかからなくなってきました。

私は「これでもっと会いやすくなる」と考えましたが、Cちゃんは違っていたようです。

日程を調整するとき、Cちゃんから言われたのが「この日は旦那の送り迎えがあるから・・」「この日は子どもの予定がわからないから何とも言えない・・」という家族の予定でした。

私なら旦那や子どもに「Cちゃんと会うから、その日くらい自分でなんとかしてね!」って言っちゃいますが、Cちゃんにとっては家族のお世話をする自分が最優先なのかな。

それはどっちが「正しい」ということではなく、お互いが自分の家族と向き合って過ごしてきた中で育ててきた価値観が違うということだと思います。

理由③体調の変化

私は40代半ばくらいから更年期の症状が強く出るようになり、そのことはCちゃんにも伝えていました。

今思えば、体調が底から浮上するまでの1~2年、Cちゃんからの連絡は少なかったように思老います。

それはもしかしたら、「しんどいかも」「無理させちゃうかも」と遠慮して、自分からは誘えなくなっていたのかもしれません。

そして私より年下のCちゃんも、40代半ばに差しかかりました。

前に電話したときは、なんとなくしんどい感じがあって「更年期なのかな」とは言っていましたが、本格的に心身がつらくなっているなら会うのは難しい時期ですよね。

理由④共通の話題がなくなった

住んでいる場所や仕事、趣味などがまったく違っても、その違いを楽しめて友人と楽しい場を過ごせる人もいますが、一年に一度も会わないまま数年が経ってしまうと、いくら長年の友人や親友だとしてもどう場をつなげばいいのか困ってしまうかもしれません。

私とCちゃんが頻繁に会っていたときは、同世代の子どもの学校生活や友達関係の悩み、旦那や義実家の不満を吐き出しての鬱憤晴らし、共通の趣味のサークルで週一回は必ず会ってランチと、環境かなり似ていました。

でもここ数年で40代だった私は50代に、30代だったCちゃんは40代になり、状況が一変しています。

住んでいる場所も違うので、新しくオープンしたお店すらお互いにわかりません。

それでも私はCちゃんに会えば、あのときのようにワイワイ楽しく過ごせると勝手に思っていましたが、勘の鋭いCちゃんは会っても前ほど盛り上がらないかもしれない未来を、なんとなく予測しているのかもしれません。

【結論】50代で疎遠になっても縁は切らない

結ばれた紐

50代は自分の生き方や価値観を見直し、選び直す大事な時期です。

人間関係の断捨離として、疎遠になった友人と縁を切る人もいますが、私はCちゃんとの関係をここで終わらせると決めるのではなく、今後どうなるかをゆっくりと見守っていこうと思っています。

Cちゃんが私と会う約束をしないのは、更年期症状がつらいせいなのかもしれないし、家でひとりで過ごす時間を優先したいのかもしれないし、大きな問題を抱えていて思い出話をする心の余裕がないのかもしれない。

そのどれかかもしれないし、ぜんぶ違うかもしれないけれど、長く生きていれば事情があれこれ変わることは、私自身身をもって経験してきました。

私にとってCちゃんは、似たような境遇で生まれ育ち、生きづらさを抱えた自分に寄り添ってくれた人。

子育てという人生の最大のハードワークを、ともにワンオペで切り抜ける中で互いを励まし合い、支え合った戦友ような人です。

だから、Cちゃんはこのまま私とは会うつもりがないなら、それは悲しいのが本音です。

でももし今、私よりも気軽に話しやすい人がCちゃんの身近にいるなら、それはそれで「よかった」とも思えるのも私の本心です。

だから、今は深く追ったり、「もう私は必要ないのね」と悲観しすぎずに、ゆるゆるとした気持ちで待ってみようと思っています。



おわりに

50代は人生100年時代の折り返し地点、セカンドライフの入口という言葉が耳に残り、50代だから友人関係も整理しなきゃと思ってしまいますが、60代になっても70代になっても、自分に合う人合わない人の取捨選択は続いていくのだと思います。

疎遠は友人関係を終わらせるひとつの理由にはなりますが、私は「連絡ないから、はいおしまい」ではなく、もう少しだけ相手を信じてみたいと思いました。

一度は離れても、さらに年を重ねたときに「そんなこともあったね」とまた笑い合える時期がくるかもしれません。






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