「50代主婦 毎日つまらない」「50代主婦 楽しむ方法」などと検索すると、新しい趣味を見つけましょう、生きがいを探しましょう、チャレンジしてみましょう、交友関係を広げましょう、起業してみましょうなどさまざまな方法が出てきますが、どれもなかなかハードルが高いような・・。
そもそも大胆な行動がとれるバイタリティがある人は、あまり悩んでいないのでは?とも思います。
何かを思い切ってやらなければ、50代以降の人生はずっとつまらないままなのでしょうか。
50代主婦の「毎日つまらない」は日常を少し変えてみると楽しくなる
50代主婦が「毎日つまらない」と感じるのは、ルーティン化した家事や変化のない人とのかかわり、社会に貢献できていない罪悪感などがモヤモヤとして心にあるから。
そんな心の霧を晴らすためにおすすめなのが、ありきたりな日々に少しだけ変化をつけること。
とはいえ、大きな決意や初期投資が必要だと長続きしませんよね。
そこで、内向型の私でも始めやすかった4つの方法を紹介します。
- 季節の花を飾る
- いつもと違う道を通ってみる
- 年中行事を行う
- ゴミを拾う
それぞれについてもう少し詳しく説明します。
季節の花を飾る
花のある暮らしは癒しやリラックスを与え、幸福感が高くなります。
また、せっかく花を飾ったのだからと掃除をするモチベーションが出るなど、いいことばかりなのですが、ネックなのは一週間程度で萎れてしまう花を毎回花屋で買うには費用がかかってしまう点。
しかし、庭先や野花を摘んで飾ればお金をかけずに、花のある暮らしを楽しめます。
実際に野花を素敵に飾って、日常を楽しんでいる方はたくさんいますよ。
野花を飾る pic.twitter.com/0H3WmKrS2O
— re-design (@yoshi024443) June 20, 2021
おはようございます☀
— gift okinawa +╰ᘏᗢ (@okinawa365gift) January 28, 2021
晴れたり、曇ったりの沖縄。
食卓に道端に咲く野花を飾ってみました✽.。.:*・゚ ✽
お花屋さんで売られている豪華なお花もステキですが、可憐に咲く野花をさりげなくお部屋に飾ると幸せがプラスされます♡
今日もみなさまにとって、良き日でありますように(* ᴗ͈ˬᴗ͈)🌺.*˚ pic.twitter.com/s3KKRD493h
先方からの希望で保護者面談。
— 英語教室経営MakiT. (@PeUIV3bNlvrn8nr) October 25, 2023
ゆっくり1時間以上お話しできて良かった。
自宅での普段のお子さんの様子を聞き、私からは教室での様子をお伝えした。
子ども達の良き未来に向けて率直な意見交換は大事だなぁ。
野花も新しい花器に飾るとオシャレだわ🌿 pic.twitter.com/mAXPb7rPI0
野花を飾るのが楽しくなると、摘むためにちょっと近場を散歩してみようかな~となり、いつもの日常にさらに変化が生まれやすくなります。
\近くに野花が咲いていない、花屋が遠いという場合は、季節の花が定期便で届くサービスを利用しても◎/
いつもと違う道を通ってみる
いつも同じ道を通ると脳は刺激がない状態になりますが、違う道を通ると活性化されます。
人の脳は移動を楽しいと感じるようにプログラミングされているらしく、移動距離が長く、なおかつ新しい道であるとより幸福感が高まるのだとか。
こう聞くと、旅行好きな人が多い理由が理解できる気がしますね。
反対にいつも同じ道ばかりを使っていては、幸福感は得られにくいということ。
違う道を選んでみたら、新しくお店がオープンしていたり、綺麗な花が咲いていたり、ノスタルジックな街並みが残っていたり・・と、意外な発見があるかもしれません。
お店のインテリアが素敵で真似しようと思った、綺麗な花を摘んで生けてみた、街並みを残したくてカメラをやってみたなど波及効果も期待できますよね。
年中行事を行う
日本は古くから季節ごとにさまざまな年中行事を行っていました。
その伝統は今も引き継がれている一方で、手間や費用がかかるため「やらない」という人も増えています。
私も子どもが小さいときは節分やひな祭り、十五夜などを行っていましたが、年々やらなくなっていました。
でも、やらなきゃやらないで、なんだかちょっと寂しい気もしていたんですよね~・・。
月 | 主な年中行事 |
1月 | 正月(1月1日)/七草粥(1月7日)/鏡開き(1月11日) |
2月 | 節分・恵方巻(2月3日頃) |
3月 | ひな祭り(3月3日)/春彼岸(3月17日頃~3月23日頃) |
4月 | 花見(3月下旬~4月中旬) |
5月 | 八十八夜(5月2日頃)/こどもの日(5月5日) |
6月 | 衣替え/夏至(6月21日頃)/夏越しの祓(6月30日) |
7月 | 七夕(7月7日)/土用の丑の日(7月19日頃~8月6日頃) |
8月 | お盆(8月13日~8月16日) |
9月 | 重陽の節句(9月9日)/十五夜(9月~10月)/秋彼岸(9月19日頃~9月25日頃) |
10月 | 十三夜(10月中旬~11月頃)/紅葉狩り |
11月 | 亥の子祝い(11月7日)/七五三(11月15日) |
12月 | 煤払い(12月13日)/冬至(12月21日頃)/大晦日(12月31日) |
よく知られた年中行事以外にも、由来や意味を調べてみると興味が沸くものがあったりします。
年中行事 | 由来や意味 |
八十八夜 | 立春から88日目にあたる日で、昔はこの日を農作業の始まりの目安とされ、摘んだ新茶を飲むと長生きできるという言い伝えがあります。 |
重陽の節句 | 五節句(※)のひとつで、縁起が良いとされる奇数(陽数)の中でも一番数字が大きい9が重なる日。無病息災や不老長寿などを願ってお祝いをしていました。また、菊が見ごろになる時期のため、邪気払いの効果があるとされる菊を飾ったり、栗ご飯を食べたりします。 |
夏越しの祓 | 半年分の厄災を払うために神社で祈祷してもらう行事。茅の輪くぐりや人形流しを行ったり、水無月とよばれる冷菓子(小豆の入ったういろうを三角にカットしたもの)を食べたりします。 |
夏至・冬至 | 昼と夜の長さが同じになる夏至にはタコや冬瓜を、冬至は柚子湯に入ったりかぼちゃを食べる風習があります。 |
「日本人として」とか「伝統を継承すべき」など主語が大きいことをいいたいわけではなく、単に年中行事をやってみようと思うとスケジュールがよい感じに埋まり、それぞれの月で楽しめそうだなと思います。
(※)人日の節句(1月7日)・上巳の節句(3月3日)・端午の節句(5月5日)・七夕の節句(7月7日)・重陽の節句(9月9日)
ゴミを拾う
住んでいる地域の公園や道路などのゴミ拾いは、多くの自治体でボランティア清掃として公用のゴミ袋の提供や、集めたごみの収集方法などがホームページに掲載されています。
公用ゴミ袋を使えば、自分でゴミ袋を買う手間も費用もかかりません。
自宅周辺のゴミ拾いをすると住環境が綺麗になって気分がすっきりし、社会貢献している気持ちにもなれるので、引きこもりがちな内向型主婦が自己肯定感を上げるのにとてもおすすめ(経験済)。
ゴミを探しているうちに、気が付くとつい遠くまで歩いてしまうので健康にもいいです。
外のゴミ拾いに行く元気や勇気はないという場合は、家の片付けや掃除を意識してみることをおすすめします。
掃除がもたらすメリットについては▷50代主婦の元汚部屋住人が実感したメリット!家を片付けると生き方やマインドが変わりますにまとめているので、併せてお読みください。
50代主婦の毎日はこれからもずっと「つまらないまま」なのか?
特別なイベントや出来事のない変わり映えしない日々、若くない体、夢や希望は朽ち、残っているのはこんなはずじゃなかったという後悔と老いだけ・・。
鬱蒼とした気持ちになるのは自分だけで、周りはみんな幸せに自分の人生を生きている。
今、毎日つまらないと悩んでいる人はそう思うかもしれませんが、実は世の中の50代の多くはみな、同じような葛藤を抱えています。
40代~50代は幸福度がもっとも低い
研究によると、人の幸福度は若者と高齢者がもっとも高く、30~40代で下降して50代に底を迎えるU字曲線を描きます。
これをハピネス・カーブといい、世界100ヵ国以上の調査では平均して48才前後にどん底となり、そこから再び上昇するといわれています。
若いときは将来に対する不安は漠然としていて、むしろ期待値や満足度のほうが高く、ゆえに幸福度も高いのだとか。
それが30代になると幾度とない挫折や失望を味わい、将来に期待が持てずに幸福度が下がっていきます。
日本の場合は住宅ローンや教育費など、お金に対する不安が大きくなる世代でもあるため、幸福度が下がりやすいのかもしれません。
50代に訪れる価値観の変化
思い描いた理想と現実とのギャップに落ち込み、U字曲線の底辺にたどり着く40代後半~50代前半を過ぎると、U字曲線は上昇に転じます。
その理由は、50代になると若いときのように自分の能力以上の目標を定めることがなくなり、現実と理想のギャップが起こりにくくなるから。
私自身も50代近くになってから、生きやすさを感じるようになりました。
詳しくは▷歳を重ねるのは悪くない!50代は生きやすいと感じるメリット7選をお読みください。
なので、「毎日つまらない」と思うのは今だけ。
年齢が上がるとともにそのうちモヤモヤとした気持ちが自然に抜けてくるだろうと、ドーンと構えてみるのもよいかもしれません。
毎日同じことの繰り返しは実はとても幸せなこと
私は毎朝、スマホの目覚ましが鳴ってむくっと起き上がり、身支度を整えてからキッチンで旦那と子どものお弁当を作り始めるたびに「今日もしあわせだな、ありがたいな」と思います。
そう思えるのは、私の過去の経験が関係しています。
20代のときに自律神経失調症、30代のときは不安障害を患った経験があり、当時は朝起きた瞬間にひどい眩暈と吐き気や鉛のような体の重さ、そして「朝が来てしまった」という絶望感を味わいました。
だから今は、朝普通に起きられるだけでとてもありがたいのです。
毎日、違う体験や刺激がある人生は華やかで眩いものですが、そう生きていなければ幸せではないとは思いません。
むしろ、一過性の「特別感」を追い求め続けるのは茨の道であり、それよりも平穏で平凡な日々の中に満足感を見つけるほうが簡単に幸せになれるのではないかと思っています。
まとめ
50代主婦の「毎日つまらない」は日常を少し変えてみるのが、着実に幸福度を上げやすい方法です。
ちょっとずつ「こんな自分の生き方も悪くないな」と思えるようになると、趣味を見つけようかなとか生きがいを探してみようかなと前向きになれます。
心がどん底の状態で起業しても、成功はなかなか難しいですよね。
順番を間違わずにいれば必ず道は開けるはずです。
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