50代から身に付けたい習慣のひとつに読書を挙げる人は多いですよね。
一方で、読書のメリットやベネフィットを理解しながも、なかなか習慣化できずに困っている人も多いと聞きます。
私は読書を習慣にしようと思って本を読み始めたわけではないのですが、結果的に自分のやり方が習慣化しやすかったのだなと思います。
そこで今回は、読書を習慣にしたい人に向けて、私が実際に行った方法を紹介します。

50代からでも遅くない!読書を習慣にする方法

今まで本を読んでこなかった、本を読むのがなんとなく苦手に感じるという人は多いですよね。
私自身もその一人だったのでよくわかります。
これまで読書とは無縁の生活を送ってきましたが、だからといって活字が嫌いだったかといわれたら、実はそうではありません。
私は人となりが垣間見れるインタビュー記事が大好きで、雑誌などに掲載されていると喜々として読んでいました。
推し活のKPOPでは推しの写真集には目もくれず、インタビュー記事をまとめた本を買って読んでいました。
\私が読んでいたKPOPアイドルへのインタビューをまとめた本についてはこちらに詳しく書いています/

おそらく、どんな人でも活字を読むことが極端に苦手だったり、嫌いな人は少ないのではないでしょうか。
- 家電の取り扱い説明書や化粧品の成分表などは必ず確認する
- 購入前に口コミやレビューにしっかりと目を通す
- 街の広告に書かれているキャッチコピーが気になる
- レストランで注文した後、メニュー表をじっくりと見返す
- 投函されたチラシは興味がなくてもとりあえず読んでみる
- 美術館や博物館の解説はきちんと読む
など
今、私のブログを読んでくださっている方も、活字に触れることや文章を読むことが嫌ではないはずです。
「やってみたい」と思っても能力的、経済的な理由で断念しなければならないことがありますが、読書は実はハードルがとても低くて、誰にでも始めやすい習慣です。
なので、最初はあまり身構えずにとにかくやってみることが大事です!
まずはステップ①から気軽に始めてみてくださいね。
ステップ①読みたい本を読む
読書を習慣にするには、本を読むことを苦痛に感じたり、義務感を持ってしまうのを避けるのが一番大事です。
私の経験上、ここさえ回避できれば自然と本を読む流れが生活にしみついてくると思います。
私が本を読むようになったのは、断捨離で数冊の本を捨てる前に読み返そうと思ったのが始まりでした。
自分が10~20代のときに買ったものばかりなので、まったく興味のない分野ではなかったことに加え、内容がエッセイだったり、旅行記だったり、詩集だったりと、比較的軽めだったのが良かったのだと思います。
読み終えたときの爽快感や、当時を思い出す懐かしい気持ちなどで、とても満たされた体験になりました。
私自身、読書好きな人はなんとなくですが、お堅い、小難しい本を読んでいるイメージがあったので、このときに自分が読書をしている認識はあまりありませんでしたが、「本を読むって楽しいな」と素直に思いました。
読みたい本を探すには
本屋や図書館に行って、実物の本を見てみましょう。
本を読んでいなかったときは、子どもが欲しがっている絵本や雑誌を買いに行くくらいで、本屋にどんな本が置いてあるかあまり把握していませんでしたが、漫画本、ビジネス、写真集、料理、エッセイ、小説、ノンフィクション、資格、語学・・と、ジャンルだけでかなりあります。
小説にはミステリー、文学、恋愛、ファンタジー、SF、青春、歴史、ライトノベル・・と、これまた無数にありますよね。
読書の習慣がない人でも、きっと興味や関心を引く本に出会えます。
ミッドナイトライブラリーは表紙に惹かれて手にとったのですが、自分には別の人生があったのでは?と悩んでいた私にとても刺さる内容で、出会えてよかったと思っている本です。
あやうく一生懸命生きるところだった・・タイトルが気になりますよね~。
著者のハ・ワンさんは、私と同世代(40代)ではありますが韓国人のイラストレーター。
私とは性別も住んでいる国も境遇も違いますが、この年代が悩む内容は似ているのだなと思いました。
ステップ②身近なところに置いて本に触れる
「面白そうだな」と感じた本を本屋などで購入したり、図書館で借りてきたときは、その本をできるだけ身近に置いておくことをおすすめします。
私は仕事やブログの作成に使用するPCデスクがあるのですが、そこに作業に必要な書類などを並べておく小さな棚があり、買ってきた本をそこに置いていました。
PCの作業が終わってリビングやダイニングに移動するときは本も一緒に持ち運び、寝る時は寝室に持っていきました。
隙間時間やタイミングで、読みたくなったらにすぐに読めるようにするためです。
仕事やブログの作業が波に乗ったときや、疲れてすぐ寝てしまうなど、本にまったく手が伸びないことも多々ありましたが、ふと「何しようかな」と思ったときに本があると行動に移せます。
また、本を直接読まなくても、表紙が綺麗だなーと眺めたり、紙の質感を確かめるなど本に触れる回数が増えると、本自体に愛着を感じるようになります。
これは単純接触効果と呼ばれる心理的な作用で、親近感が興味を高め、「読んでみよう」と意欲が起こりやすくなるそうです。
ステップ③最初は流し読みでもOK
私は子どものときから本や漫画を順を追って読むのが苦手で、最初はパラパラと一通り目にして閉じてしまいます。
そして、「今日は腰を据えて読もう」と思ったタイミングで、ゆっくり読み始めるのが好きでした。
ここ数年で本を読むようになってからも、目次から自分が一番読みたい部分(知りたい部分)を選んで読み始めたり、流し読みをしただけでしばらく放置したりと、読むことを自分に課すことはしていません。
極寒の夫婦関係を改善できればと読み始めた「嫌われる勇気」はまさにそうで、自分には難しすぎる本を買ってしまったと思うような内容におののき、余計になかなか手が伸びませんでした。
それでも、自分が読めそうなところを少し読んではまた放置を繰り返していくうちに、前は理解できなかったことが自分なりの解釈が持てるようになると、不思議とどんどん読み進められるようになりました。
本を読む旬があるというのは、読書を少しずつ意識するようになってから知った言葉です。
旬は「今読め!」ということではなく、自分にとって読み頃になるタイミングという意味。
なので、読みたくないときは無理して読まなくても、待っていればスラスラ読みたくなる日が来ます。
初めから一行ずつしっかり理解をしながら読まなきゃ、と思う必要はありません。
\極寒の夫婦関係が晩秋くらいの寒さまで改善した方法はこちらから/

ステップ④小さい目標を消化する
読書を習慣にする前に、私はウォーキングを習慣化する上で「高い目標を掲げたり、モチベーションに期待するようなやり方では成功しない」という経験をしていました。
そのため、最初から「一年間で100冊読む」のような大きな目標は設定せず、「1日3分は本を開く」「できたら半ページ読む」といった小さい目標から達成するように意識しました。
「それじゃ読み終えるまで時間がかかりすぎる」と思うかもしれませんが・・
読書は本を読み切ることが目的ではないと私自身は思います。
本の中に自分が求めている答えのヒントが掴めそうなページが読めたら、それで十分なのではないかなと思うからです。
読み切ることを意識しすぎると、読書が義務になって続きません。
「昨日読んだページがあんまりピント来なかったから、今日は最終ページを読んでみよう」と、読んだらとても面白くて、「結論までの流れが知りたいから、始めからきちんと読んでみよう」となるかもしれませんよね。
\読書の習慣化にも通じる内容が書いてあるウォーキングの習慣化についてはこちらから/

ステップ⑤決めた時間に本を読む
毎日なんとなくでも本が読めるようになってきたと感じたら、習慣化するために本を読む時間を決めてみましょう。
私は朝ご飯を食べる前の5分、夜寝る前の10分を本を読む時間にしています。
時間を決めるだけでは実行するのが難しい場合は、他の用事と関連させると続けやすいです。
たとえば、「歯を磨いたら読書をする」という設定にすると、朝ご飯を食べた後などに流れができやすくなります。
目が疲れて本が読めないけど読みたい、そんなときは聞く読書オーディブルがあります。
読書を週刊にしたいけれど本の置き場所がない場合や、書店や図書館に足を運ぶのが面倒な人にもおすすめです。


まとめ
読書は「学び」や「教養」といった側面もありますが、それよりも私は自分のこの先の人生を少しでも楽に、心豊かに暮らすために身に付けたい習慣と思っています。
ストレッチをするとコリが解れる感じで・・
読書もゆるーく気持ちよーく続けていけたらいいですよね。
\趣味を探している方はこちらから/

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