札幌には3~4ヶ月に1度の頻度で札幌を訪れています。
若いときは札幌駅前と大通周辺を往復して買い物三昧でしたが、50代の今はそんな体力や気力はないので、1~2ヵ所行きたいところに行ってパパッと帰ってくる旅をしています。
今回は前から行ってみたかった北菓楼の札幌本館へ。
北菓楼は先日行った小樽や新千歳空港などにもあるのですが、館内のカフェと本館限定のお土産がお目当てです。
小樽の旅については、50代におすすめの小樽観光スポット3選と運河の歩き方を併せてお読みください。
\北菓楼といえば北海道で一番売れている開拓おかきが有名/
北菓楼札幌本館は旧北海道庁立図書館を再生建築
北菓楼札幌本館は、大正15年に北海道庁立図書館として建設された建物を再生建築したもので、昭和42年まで使用された後、美術館、文書館別館を経て、2016年3月に北菓楼札幌本館としてオープンしています。
施工は竹中工務店が行っており、ホームページにも掲載されています。
竹中工務店は、歴史的価値の高い建物のタイルの色や風合いを損ねることなく、建物から剥がす独自の技術「モルトール」を開発。
北菓楼札幌本館の外観のタイルは、その竹中工務店の技術が初適用された建物でもあります。
正面入り口から入ると、右手に当時のレンガの壁面が残されていました。
表通りの外観や玄関ホールは当時のままに、建物内部のみが新しく建て替えられました。
現在は玄関ホールから建物内に入ることはできませんが、新しい入口から1階の中を通り、2階へ続く階段の途中で玄関ホールを見ることができます。
なお、2階に行くにはエレベーターもあるので、車いすの方などの移動も安心です。
2階はカフェ、1階はショップ
今回、北菓楼札幌本館を訪れた目的のひとつ目が2階のカフェでした。
2階のカフェは、1階のショップを通り抜けた先の螺旋状の階段を上り、玄関ホール前の大階段から向かいます。
なお、北菓楼札幌本館には建物の西側にも入口があります。
世界的建築家・安藤忠雄氏のデザイン
カフェを含めた内装を手掛けたのは、世界的建築家の安藤忠雄氏です。
元々図書館だった建物の由来を感じさせるかのように、床から天井までに本棚が作られています。
天井も素敵ですよね。
画像には映っていませんが、対面のレジ後ろにも同様の本棚があります。
本棚の本は小道具として設置されているだけではなく、実際に手に取って読むことも可能で、その数は約6,000冊。
客席には白いピアノもあり、ミニコンサートやイベントなどが開かれることもあるようです。
カフェでは食事もできますが、昼食は別に済ませていたので、この日は飲み物とスイーツでの利用です。
席はところどころ空いているのですが、どうやらレジ横の受付表に記名し、店員さんに呼ばれたら中に入って着席する流れのようでした。
先に6人ほど待っていて、20~30分待てば入れるかなと思っていたのですがなかなか呼ばれず・・。
この日は暑かったこともあり、立っているとだんだんと調子が悪くなってきてしまいました。(嗚呼更年期)
1時間近く待っていたので悩みましたが、私の前の人がまだ入店できていない状態だったので、無理はしないでおこうと判断して受付表の記名を消した後に列を離れました。
カフェの人気メニュー
いちごパフェやチョコレートパフェ、ソフトクリーム(1階のテイクアウトコーナーでも食べられます)など、お馴染みのスイーツが並びますが、一番人気は「選べるケーキセット」です。
北菓楼のショートケーキやシフォンケーキ、シュークリーム、ショコラケーキなどから3種類が選べる上、ドリンクが1つ付いて990円(税込)という衝撃的な価格。
スイーツが得意ではない人は、パスタやカレー、オムライスのランチメニューがあります。
札幌本館限定品
カフェを諦めた私は1階のショップに下り、小さな旅の2つ目の目的である、札幌本館でしか買えない限定品を買って帰ることにしました。
商品名は「北海道廳立圖書館(1,600円)」
元図書館にちなんで、パッケージのデザインが本になっている素敵なチョコサンドクッキーです。
キャラメルソース入りのチョコレートとラングドシャは別々に個包装されていて、チョコだけ食べるもよし、ラングドシャだけ食べるのもよし、もちろん挟んで食べるもよしという洒落たお菓子。
・・なぜ画像がないのかって?
完売していましたーーーー!!(ひぃーーーーーーーー)
人気商品ということは知っていましたが、本館限定なので在庫は十分にあるだろうと・・・。
今日、札幌に来た目的が2つとも果たせずじまいになってしまったので、絶対またリベンジしたいと思います。
商品の画像が見たい人は、北菓楼のホームページをどうぞ。
ちなみに、本館限定というわけではないのですが、砂川本店、砂川ハイウェイオアシス館店、小樽本館、札幌本館、KITAKAROL、新千歳空港店でしか購入できないのがこちらの金貨チョコ(1枚30円)。
1枚ずつ北菓楼の名前入りなので、バラまきお土産にもよさそうですよね。
北菓楼札幌本館の基本情報
住所 | |
地図 | |
営業時間 | 1階ショップは10:00~18:00 2階カフェは11:00~17:00(食事のメニューは14:00まで) カフェは毎週火曜が定休日になります |
電話番号 | 0800-500-0318 |
駐車場 | なし |
公式サイト | 北菓楼 |
SNS |
アクセス方法
北菓楼札幌本館は、JR札幌駅から徒歩5分程度、地下鉄の大通駅からも徒歩5分程度の距離です。
観光名所として人気のある時計台と目の前に札幌市役所がある通りを、札幌中央警察署に向かって進むと、並びに北菓楼札幌本館があります。
札幌駅からタクシーを利用した場合、乗車時間は約4分で料金は670円ほど(ナビタイムで検索)です。
まとめ
初めての北菓楼札幌本館は、私の体調不良と限定商品の完売というダブルパンチに見舞われてしまいましたが、前から行ってみたかったお店に行けてよかったです。
今度はゆっくりカフェを楽しんで、限定商品を手に入れたいです。
ここからは余談ですが・・。
北菓楼札幌本館を出た後、しばらく休憩していたら調子が回復してきたので、大通りに出てどんぐりのちくわパンを購入しようとルトロワに向かっていたときのこと。
値段が安くて冷凍できる!主婦の味方すぎるどんぐりのちくわパンがおいしい理由は?
途中で、白い恋人で有名な石屋製菓の札幌大通本店の前を通りました。
限定商品があるようなので、せっかくなのでちょっと寄ってみることに。
店内は広くはないですが、ステンドグラスやシャンデリアが施されていて豪華な雰囲気があります。
通常は6個入りや10個入りなどセットでしか買えない白い恋人や美冬などの人気商品が、1個から買えるようになっていて、こちらもバラまきお菓子を探しているときにはおすすめの店舗だと思いました。
限定商品の小さい箱の白い恋人、かわいいです。
定番商品でも人とちょっと違うお土産にしたいときには、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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