登別マリンパークニクスの滞在時間の目安は?料金割引クーポンはある?

登別マリンパークニクスのニクス城

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中世ヨーロッパのお城が象徴的な、登別マリンパークニクスに行ってきました。

滞在時間の目安や見どころなどを紹介します。


もくじ

登別マリンパークニクスの滞在時間の目安

園内見取り図とショー開催時間

入園時に、園内地図とショーの開催時間が掲載された紙が手渡されるので、見たいショーの時間に合わせてスケジュールを組むことができます。

私たちは、11時に到着後にニクス城内見学→昼ご飯→イルカのショー(13:30)→ペンギンパレード(14:15)→オットセイのショー(14:45)→イワシのショー(15:10)とスケジュールを組み、あざらしのショー(もぐもぐタイム)以外すべてのショーを見た後、お土産を購入する時間を合わせて滞在時間は4時間30分くらいでした。

なお、登別マリンパークニクス内には、水族館ならではのものづくり(オリジナル動物フィギュアや缶バッジ、風鈴、ミニチュアアクアリウムなど)ができる体験工房ARYや、真珠の取り出し・加工(ニクス城3階)ができるワークショップが開催されています。

さらに、駐車場に隣接した場所に小型の遊園地がありました。

観覧車
メリーゴーランド

土日祝のみの営業のみ。

回数券を購入して乗ることができるそうです。

登別マリンパークニクスは全体的にこじんまりとした作りなので、「見どころがない」と言われたりもするようですが、魚を見て、ショーを見て、体験もして、ご飯も食べて、遊園地で遊んでとなると一日中いられるくらい内容は充実しています。

お城の中に水族館!登別マリンパークニクスの見どころ

ニクス城

登別マリンパークニクスは特殊な作りになっていて、一般的な水族館で見られる魚がいる水槽はデンマークのイーエスコウ城をモチーフにしたニクス城内に展示されています。

水族館に来たのに、お城にお呼ばれしたかのような気分になれます。

入口

広場から階段を上がって、お堀にかかった橋を渡って向かいますが、車椅子を利用の方は横にスロープがあります。


入口に入ると、目の前には「クリスタルタワー」という高さ8mに及ぶ円柱の水槽。

円柱水槽


吹き抜けになっていて、3階まで通じています。

この水槽を起点に順路は右側となります。

大水槽の上を登る水上エスカレーター


順路の最初に、いきなりマリンパークニクスを象徴する見どころがやってきます。

エスカレーターが進むのは、「水上」と名が付く通り大水槽の水面上。

しかも、金網やガラス蓋などがない状態なので、サメやエイ、魚の群れを眼下に見ながら2階から4階へと一気に進みます。

高所恐怖症の私は、ここはちょっと無理・・。

なので、道民でありながら、登別マリンパークニクスはずっと避けていた場所のひとつでしたが、調べてみると順路の反対側(左側)に行くとエレベーターや階段があり、高いところが苦手な人はそちらを利用してもよいそうです。

私も今回は階段を利用してひとまず4階まで行きました。

4階のメインはタッチプール

タッチプールの表示

エイやサメ、カブトガニ、ヒトデに直接触れられます。

エイは人懐こいのか、水槽近くに立っていると寄ってきて、壁をヒレ?でペチペチしながら泳いでいました。

タッチプールのエイ


タッチプールの近くには手洗い場が設けられているので、すぐに手を洗うことができます。

手洗い


各階はスロープでつながっていて、フロアを見終わると4階から3階、3階から2階へと下りていきます。

スロープ

スロープには特に魚などの展示はされていませんが、室蘭沖や釧路沖で撮影されたイルカやクジラ、シャチなどの写真が飾ってありました。

3階は美術館のような館内に水槽が並ぶ

魚
鮭

キラキラ泳ぐ銀色の魚は北海道の魚、鮭の稚魚でした。

ウマヅラ
ニモ


パンフレットによると、登別マリンパークニクスには 約400種、20,000点の海の生き物たちが展示されているとのこと。

チンアナゴやタツノオトシゴ、クリオネ、オオカミウオなど珍しい魚も見れました。

こちらは登別沖の深海に生息するサケビクニンという魚。

しかも、登別マリンパークニクスは国内で初めて人工繁殖に成功した実績を持っているそうです。

2階は幻想的なクラゲの空間

クラゲ館

水上エスカレーターとは反対側、順路通り進んだら出口の直前に訪れるのが「クラゲの癒し空間」です。

青いクラゲ
クラゲ


光と音の演出があり、異空間のようでした。

クラゲの展示は他の水族館でもありますが、登別マリンパークニクスは北海道最大級クラス。

ベンチが用意されているので、座ってじっと眺めている人も多かったです。


2階には期間展示も行われており、私たちが行ったときは「にょろにょろ展」でした。

全長150㎝のオオウナギを始め、ニシキアナゴなどがいました。

1階には2つのアクアトンネル

アクアトンネル


エスカレーターで4階に上がるときに、真下に見えていた水槽の通路がアクアトンネルです。

寒流と暖流の2つがあり、それぞれ泳いでいる魚が違います。

エイ


北海道近海に暮らすスケソウダラやホッケの魚群や、2mの体長のシロサメなど、たくさんの魚が泳いでいる様子をガラス越しに眺めていると、まるで海の中を歩いているような気持ちになります。

とはいえ、私はやや海洋恐怖症気味なので、アクアトンネルはゆっくりと立ち止まって見ることはできませんでした。

撮影は家族に任せて、私はほぼ足元を見ながらトンネルを抜けました。

そのとき、足元にユラユラと魚の影が。

魚影

アクアトンネルをしっかりと楽しめなかったのは残念でしたが、そのおかげで(?)自分しか撮れないような写真が撮れたかも、と満足しています。

ショーが充実

イルカショー

登別マリンパークニクスは、現在❶イルカ❷オットセイ❸ペンギン❹イワシの4つのショーが楽しめます。

しかも、北海道でオットセイのショーが見られるのは登別マリンパークニクスだけなのでかなり貴重です。

オットセイショー起立
起立!
オットセイショー礼
礼!




ペンギンのパレードはこの日はキングペンギン(3匹)のみでした。

キングペンギン


他にジェンツーペンギンとケープペンギンがいて、ニクス城の右横の施設で見ることができます。

ペンギン館


登別マリンパークニクスは開業35周年と古く、施設や園内は至るところに老朽化を感じられます。

一方で、イルカもオットセイもペンギンもトレーナー(飼育員)さんが若く、とても活気がありました。

館内の展示物も凝っているものが多かったのですが、飼育員さんが作っているそうです。


ショーの中で圧巻だったのがイワシ

「え?イワシがショーするの?」と思うかもしれませんが、実際には楕円形の水槽内を群れを成して泳ぐ1万匹のイワシの中に、ペレット(餌)を落として列が乱れると、縦横無尽に餌を狙うイワシの様子が見られるというもの。

イワシ水槽①
イワシ水槽②
イワシ水槽③
イワシ水槽④


写真では伝わらない迫力と感動がありました。

私たちが普段見ることのない海の中の営みを感じることができます。

光と音(ニクスのオリジナル楽曲)で演出がされるのですが、これが素晴らしかったです。


ショーが終わると、また水槽内を群れを成して泳ぐイワシ。

イワシの大群

ペレットの残骸が効率よく口に入るよう、大きく開けて泳いでいました。

口を開けるイワシ



ショーが開催されるのはニクス城内ではなく、園内にある独立した飼育舎内です。

ショーを見る人だけが飼育舎に行くので、混雑しすぎずにゆっくりと見ることができました。

(※GWや夏休み中などは混雑するので、早めに行って席を確保するのがよいそうです)


アザラシ

私たちは見れませんでしたが、アザラシのもぐもぐタイムはイワシのショーが行われる銀河水槽の近くの円形プールで行われます。

ガラス越しに眺めていると、興味を示して近づいてきたり、ぐるぐると円内を泳ぐかわいらしい姿が見られました。

実際に回ってみてわかった登別マリンパークニクスのおすすめポイント

水族館やショー自体の満足度が高かったのですが、それ以外にも「ここがよかった」と思うところがあったので紹介します。

ショーのスケジュールが組みやすい

4つのショーは時間帯が被ることなく、15~30分ごとに組み込まれています。

ルート設計がしっかりされているので、最初のショーが始まる時間までに入園していれば、一通り楽しめるようになっています。

園内全体にテーマパーク感がある

マリンパークの園内(正面入り口)
マリンパークの園内

登別マリンパークニクスは元々、テーマパークとして開園したため、園内全体が北欧感がある作りです。

お城や建物付近で写真を撮っている人がたくさんいました。

中心の広場では、大道芸人のパフォーマンスが開催されることもあるそうです。

水族館以外も楽しめる

水生生物の展示だけではなく、アナコンダやリクガメ、サソリ、カエルなどが展示されている陸族館があります。


おえかきアクアリウムという施設では、自分がデザインした魚を大画面で泳がせることができます。

子供向けですが、誰もいなかったのでやってみました。

おえかきアクアリウム
おえかきアクアリウムのニモ
おえかきアクアリウムの大画面
大画面を泳ぐカラフルニモ(私作)

ごみ袋が漂っているのは、海の汚染に対する啓蒙でしょうか。

食べ物がおいしい

レストランリーベ
リーベ入口

私たちが利用したのはセルフレストラン「リーベ」です。

入口近くにある発券機でチケットを購入し、発券番号が呼び出されると、自分で受け渡し口まで取りに行く流れでした。

リーベのメニュー


時期などによってメニューは違うようです。

味噌ラーメン
特製味噌ラーメン990円
たらこクリームパスタ
近海たらこと明太子のクリームパスタ1,400円

こういった施設のレストランは高くて味もイマイチ・・みたいなイメージを覆す味でした。

後々口コミを確認したら、スープカレーがおいしいようです。

たっぷりと量もあり満足感が高かったので、次は違うメニューを頼みたいです。

メロンソーダフロート
メロンソーダフロート650円

休憩で食べたメロンソーダフロートも、ミルク感がしっかりあるソフトクリームでおいしかったです。


当日は中国からの団体客がいましたが、団体客は団体客専用のレストランに入るので、個人利用ができるレストランはそこまで混雑することはないようです。(※日付や時間帯によります)

トイレが多い

館内の至るところにトイレがあり、困ることがありませんでした。

外に出ても、駐車場から入口のチケット売場までの間にもトイレがあります。

登別マリンパークニクスをお得に楽しむ割引クーポン

料金表

登別マリンパークニクスの料金は、2025年9月現在で大人(中学生以上)3,000円、こども(4歳~小学生)1,500円で、クレジットカードやICカード、QRコード決済が使えます。

また、以下の割引サービスが利用できます。(併用はできません)

割引サービス名内容
東武トップツアーズ(トクトククーポン)クーポン利用で入園料大人300円引き・子ども150円引き
JAF会計時にJAF会員証提示で入園料大人300円引き・子ども150円引き
コープさっぽろ(組合員対象)共通割引券印刷持参で入園料大人300円引き・子ども150円引き
セゾン・UCカードクーポン券印刷持参で入園料大人300円引き・子ども150円引き
HISクーポンクーポン利用で入園料大人300円引き・子ども150円引き

アクセス

JR登別駅から徒歩5分、札幌方面から函館・室蘭方面への電車に乗車の場合は、登別駅に停車直前、車内からニクス城が見えるくらい近いです。

観光交流センター「ヌプル」からも見えます。


車を利用の場合、登別東インターから5分です。

※駐車場を利用の場合は入園料の他に駐車場代が500円かかります。

おわりに

こじんまりとした感じなので、2時間くらいでサクッと回れるかなと思ったら、昼前に入って出たときは夕方でした。

水族館もショーも楽しく、それ以外にも楽しめる箇所がいくつもありました。

古さは否めないものの、展示の仕方を工夫したり、働いている飼育員さんが生き生きとしていて、また訪れたい水族館です。

次はエスカレーター乗ってみるかな(たぶん無理)。








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