苫小牧でパンを食べるならここ!と地元民が教えてくれたパン屋さんです。
小麦の風味がしっかりと際立つ、噛み応えのあるハード系パンを食べたいならおすすめのお店です。
初めて行ったときはちょっと場所がわかりにくかったので、行き方などと併せて詳しくご紹介します。
ル・ブーランジェOZOの行き方やおすすめ
JR室蘭本線と並行に走っている環状線(道道781号、通称バイパス通り)を苫小牧西方面から東方面に進むと、苫小牧川にかかる橋が見えてきます。
橋を渡ってすぐ、左側に美容室「REIKO」(丸い屋根と大きな窓がある)が見えてくるので、その手前を左折して住宅地へと入ってください。
左に曲がると、壁に「OZO」と書かれたお店が見えます。
環状線を苫小牧東方面(札幌方面)から西方面(室蘭方面)に向かうと、直接右折する方法では入りにくいので、西方面から東方面の車線を走れるようにUターンなどしてください。
駐車場は2ヵ所
お店の前に7~8台停められる駐車場と、お店の前の道路を挟んだすぐの場所にも12~13台が停められる駐車場があります。
人気のお店なので、土日になると開店直後からお店の前の駐車場はすぐに満車状態になります。
また、道路を挟んだ場所の駐車場は付近のほかのお店も使用しているため、場合によっては停めるのに時間がかかることがあります。
来客が絶えない人気店
OZOは2009年に現在の見山町にお店を構える前に、大成町で「ボンヌジュルネ」として営業しており、長年のファンがいる地元の人に知られた存在。
開店前から駐車場で待っている人も多く、いつもにぎわっています。
店内は6~7人入ると混雑
この日は土曜日のちょうど正午くらいに行きましたが、結構欠品しているパンが多かったです。
来店時にも焼きたてのパンを店員さんが並べていたので、補充は常時しているようですが、夕方に行くとほとんど何もない状態というのも珍しくありません。
種類が豊富
菓子パンから惣菜パンまでさまざまな種類があります。
ハード系の種類も豊富で、天然酵母使用のバケット(フランスパン)は皮がパリッパリ、なかはしっとりしていてとてもおいしいです。
ライ麦を使ったドイツパン、ナッツ入りのカンパーニュもぜひ試してみてください。
ドイツパンは、カットしてクリームチーズをナッペして、スモークサーモンをのせると絶品。
カンパーニュは赤ワインにくるみ、レーズンとしっとりとした大人の味です。
パン党ながらハード系は食べないといっていた旦那も、すっかりハマっています。
ちなみに旦那は、一口サイズのフレンチトーストがカップに入った商品が好きで、この日も買うつもりが品切れでした。
フレンチトーストは会計時にメープルシロップかホイップクリームか選べて、トッピング後に受け渡しされるので見つけたときはぜひ!
食パンも4~5種類あり、なかでもオレンジピールの食パンはOZOでしか見たことがありません。
生地に米粉を使った白鳥食パンを使用しているサンドイッチも、ふわふわでしっとりした食感でおすすめです。
隠れ家的なカフェがおしゃれ
お店のレジ横にはカフェにつながる通路があります。
カフェからはお店のすぐ横を流れる苫小牧川が一望できる上、メニューのパスタやスイーツがおいしいと評判で、こちらも連日お客さんが絶えない人気店となっています。
私は来店時にタイミングが合えば入ってみようとチャレンジしていますが、これまで成功したのは0回。
確実に入りたい人は、予約できるので予約しましょう。
OZOのパンを実食
写真左上があんこバター、右上はハーブサレ(塩バターパン)、下がクランベリーフロマージュです。
クランベリーフロマージュはOZOに行ったら必ず買う一品なのですが、ずっとなくならないので定番商品なのでしょう。
個人的にはもう少し生地がハード系に寄ってほしい気持ちがあるのですが、似たような商品を色々なお店で食べても、OZOの商品が一番生地とクリーム、クランベリーのバランスが良いのでこれがベストなのかもしれません。
酸味がふわっと漂う生地に、甘酸っぱいクランベリー、ねっとりとした滑らかな食感のクリームチーズが合いすぎます。
クリームチーズがたっぷり入っていて、くるみの食感もいいです。
OZO定番商品以外は流動的に入れ替えをしているのか、前に買ったパンが次に行ったときはなかった、ということがあります。
季節ごとに新商品も出て、秋にはきのこやさつまいもを使ったパンが人気。
今春はアスパラガスを一本まるごと使ったパンが並んでいました。
アスパラガスはシャキッとした食感が残っていて、新鮮さを感じる仕上がり。
下にはミートソース、上にはチーズがトッピングされていて食べ応えがあります。
パン生地部分はフォカッチャで、ほどよい塩気と弾力がありました。
訪れる季節によって並ぶ商品が変わるのも、OZOのリピーターが多い理由といえそうです。
北海道ではメジャーなちくわパンもありますよ。
パン生地はねっとりとして歯切れが良く、ちくわは食感が強めの仕上がり。
OZOのちくわパンの特徴として、大葉が挟んであるのとツナサラダがあっさりとしています。
北海道民のソウルフードちくわパンについては、こちらの記事もぜひお読みください。
まとめ
苫小牧は人口が多いのに個人経営のパン屋さんを見かけることが少ないので、貴重な存在だと思いました。
北海道産の小麦(春よ恋)や道産食材にこだわっており、お店の方の接客も良く、見ているだけでわくわくするパンがいっぱいのお店です。
近くにお越しのときはぜひ立ち寄ってみてください。
私は次回、ちゃんと予約してカフェに潜入してみようと思います。
苫小牧の飲食店では、門別の超有名店「いずみ食堂」の系譜を引き継ぐ蕎麦屋「ごっつ庵」もおすすめ。
詳しい内容はこちらの記事を参考にしてください。
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