手帳は仕事やプライベートが忙しく、時間や日付でスケジュールを管理するために使うもの。
と、思っている人は多いですよね。
私も長年、自分に手帳は必要ないと思っていましたが、来年からは使ってみようと思っています。
今回は、ほぼ毎日家にいる50代主婦の私がどうして手帳を使ってみようと思ったのか、その理由を紹介します。
50代主婦が手帳を使い始める理由
私に限らず、「ずっと家にいるから・・」「バリバリ働いていないから・・」「予定がないから・・」など、自分に手帳は必要ないと感じている主婦の方は多いのではないでしょうか。
というのも、これまで手帳は主にビジネス向きが多く、主婦層に向けた商品がほとんどなかったため、手帳=仕事が多忙な人のためのものといった思い込みがあったからだと思います。
家事は自分でスケジュールを決めやすいので、時間や日付などを細かく書き出す必要はないかもしれません。
一方で、「今日一日、なにをして過ごしたのかよく覚えてない」「特になにをしたわけでもないのに疲れている」なんてことはないでしょうか?
意識せずにとりかかれる家事ほど、その無意識さゆえに達成感が得られにくいもの。
だからこそ主婦には手帳が必要だと気づいたのです。
手帳は自分の頑張りを見える化するツール
体調が悪くて1日中寝ていたなんて日を除いて、主婦は毎日家事をフル稼働で行っています。
ざっとですが、一般的な主婦の1日の作業を書き出してみました。
- 家族のお弁当や食事の支度
- 床掃除
- ゴミ出し
- 洗濯
- 郵便物の仕分け
- 買い物
- ペットや植物のお世話
- 玄関掃除
- お風呂掃除
- トイレ掃除
- 布団の陰干し
- 整理整頓
- 家計管理
などなど
これらを「やったこと」としてちゃんと認識できるようになれば、それなりに達成感が味わえそうではないでしょうか。
イレギュラーな家事を行った日は、さらに充実感もプラス!
- 窓の外側の掃除
- 冷蔵庫内の掃除
- 衣替え
- 下駄箱内の掃除
- カーテンの洗濯
- 断捨離など
人から評価されたり認められたりがない状態で家事をこなしていると、いつしか「誰にでもできる簡単な作業」と思い込んでしまう人は多いと思います。
私もそうですが、本当は色々やっているのに「なにもやっていない」なんて思うのはなんだか悲しいですよね。
頑張りを具体的に客観視できれば、必要以上に自分を責めたり、否定的になるのを避けられるのではと思いました。
手帳の使い道はスケジュール管理からライフログの時代になっていた
在宅ワーカーとしてWebライターを14年続けている私は、仕事の管理はデスクにある卓上のカレンダーに付箋を貼ったり、書ききれない内容はメモ書きにして積み重ねるように置いています。
この方法でも管理しきれないわけではないのですが、手帳を使ってみたいなと思い始めていたので、早速雑貨店などを巡って手帳をチェックしてみることに。
すると今は、手帳といっても実にさまざまな種類があり、びっくりしたのが「スケジュール管理のみで使っている人は少ない」とわかりました。
・・ライフログって知っていますか?
私は手帳を探すようになって初めて聞いたのですが、現在、手帳を使っている人の多くはこのライフログでの使用を目的としているとか。
ライフログは予定を書き込むものではなく、その日にあったことや気分、食べたものなど自由に書き込む形式のことで、まさに生活(ライフ)の記録(ログ)という意味。
手帳はスケジュール管理のしやすさや目的などから、主に「マンスリー」「ウィークリー」「デイリー」と分かれていますが、ライフログとして手帳を使っている人は「バーチカル」の利用者が多いそうです。
見開き2ページに一週間分のフォーマットがあり、横に日付、縦に時間軸が書かれているものです。早朝・深夜の時間帯の記入欄は直接使用しないことが多いため、その日の天候やちょっとした日記を書く欄として使用している人も多く、いつなにをしたかがわかりやすくまとめられます。
自身の手帳を公開している方のSNSなどをいくつか見ましたが、スタンプやシール、雑誌の切り抜きなどを使っていてすごく面白そう!
むかーし、スクラップブッキングに興味が沸いてやってみたのですが、センスがなくてすぐやめてしまったことがある私。
でもライフログなら楽しく始められそうと思いました。
5年後10年後に見返す楽しみを作る
私は長年、子育てブログや推し活ブログを運営していて、今でも残しているブログを時々読み返すことがあります。
当時の自分はこんなことを考えていたんだーと微笑ましくなったり、そのうち闇に葬ろうと思っているポエム調なんかもあったりする(まさに黒歴史)のですが、なんだかんだと読み返すのが楽しいです。
とはいえ、ブログは全世界型公開日記なので、本心や本音をくまなく書き綴ってきたわけではありません。
でも、手帳なら、その点は意識せずに、感じたことを思いのままに書き残すことができます。
50代の私はもう十分いい大人になり、これ以上価値観などが変化せず、きっと同じように60代を迎えるのだろうなと今は思っていますが、実際に60代になったときに10年間の手帳の軌跡を振り返りながら、「まだまだ未熟者だったわ」と思うのかなー。
そんなことも楽しみですね。
ライフログにおすすめの手帳3選
ライフログ手帳は今年に入りさらなる盛り上がりを見せ、2025年用は多種多様のものが販売されています。
人気のライフログ手帳3選を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ほぼ日手帳
ほぼ日刊イトイ新聞が発行元になっている手帳で、1日1ページを自由に使う手帳になります。
渋谷のロフトでは12年連続人気№1の売り上げとなっていて、なんでも好き勝手に書き込めるのでライフログ初心者にも始めやすい手帳といわれています。
推し活で行ったコンサートのチケットを貼ったり、その日のファッションを撮って残したりと楽しみ方は無限大。
ロルバーン
洗練されたデザインやメーカー名から海外のブランド?と思うかもしれませんが、日本のメーカーだそうです。
リング式なのでお好みにカスタマイズしやすい点や、マンスリーとメモのシンプルな使い勝手を支持する人が多く、こちらもライフログ手帳業界(そんなのあるのか)では大人気。
ペンホルダー付き下敷きやクリアポケットなど、カスタマイズも色々あります。
ジブン手帳
学生時代、ノートでお世話になった人も多いコクヨが製造・販売しています。
長年に渡り紙を作っているメーカーなので、質にこだわる人から選ばれているようですね。
コクヨの手帳はビジネス寄りで堅めのイメージがありますが、ライフログ用は色合いが優しく、女性でも使いやすくなっています。
ウィクリーのバーチカル手帳が特に使いやすそう。
まとめ
手帳は仕事で忙しい人が使うもの、という認識は変わってきています。
スケジュール管理ではなく、自分の頑張りを客観視して認めるためのツールとして、来年から一緒にライフログ手帳を始めてみませんか?
ブログを読んでくださりありがとうございます。
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