【千歳】たい焼き田中家のおすすめメニュー!おいしい理由は北海道産小豆と名水100選にあり

たい焼きの焼き場

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がっちりマンデーや北海道ローカルの情報番組など、テレビでたびたび取り上げられる千歳市の有名たい焼き店田中家。

駅からやや遠く、車が停めにくい場所にあるのですが、ちょっと苦労しても行く価値のある名店でした。

たい焼き田中家で絶対食べてほしいメニューや、アクセス・駐車場などについてご紹介します。

もくじ

たい焼き田中家のメニューは?

たい焼き田中家のメニュー

メニューは季節限定品も含め、7~8種類がラインナップされています。

私が訪れた4月初旬は、以下の商品がありました。

  • 小倉あん150円
  • 低糖小倉あん150円
  • こしあん150円
  • クリーム160円
  • 白つぶあん160円
  • 黒豆コーヒーカスタード200円
  • 米粉たいやき(小倉あん)220円

過去の季節限定商品には黒ごまあんや冷やしたい焼き、アイス冷やしたい焼き、千歳バーガーサンド(白身魚のフライにたまご、スライスチーズが挟まっている)、カスタードホイップ、チョコホイップ、カマンベールチーズ、パイたい焼き、ミートチーズなどがあり、甘いものがそこまで得意じゃない私は、おかず系たい焼きに興味が惹かれました。

また、常時ある商品で、たい焼き田中家がほかのたい焼き店と大きく違うのは、低糖小倉を使ったたい焼きがあること。

独自に開発したあんこは、低カロリー甘味料を使用し、食物繊維の量を通常よりも多く含むことで食後の血糖値の上昇を緩やかにしています。

なのにしっかりと甘みはあるようなので、ダイエット中や血糖値が気になる人が「どうしてもたい焼きが食べたい」ときの救いの一手になってくれそうです。

小倉あんと黒豆コーヒーカスタードを注文しました

たい焼き田中のあんこ

帰宅後に実食。

甘党旦那は小倉あん、甘いものがそこまで得意ではない私は黒豆コーヒーカスタードの食レポです。

まず小倉あんですが、旦那曰く「甘すぎず、クドすぎず、あっさり食べられる味」で、リピートは「あり」とのことでした。

たい焼き田中家では使用している小豆は、契約栽培のえりも小豆(千歳産)で、えりも小豆は小豆の代表的な品種です。

あんこにすると上品な甘さと深いコク、豊かな風味、ほくほくとした食感が特徴。

たい焼き田中家の小倉あんの断面

半分に割ってみると、皮がとても薄く、あんこがびっしりと詰まっているのがわかります。

旦那はどちらかというと皮が厚めのたい焼きが好みなのですが、たい焼き田中家の薄皮は「クセになる」と絶賛していました。

続いて、私が注文した黒豆コーヒーカスタードを食べてみます。

たい焼き田中家の黒豆コーヒーカスタード

皿に取り出すと、見た目だけでは小倉あんとの違いがわかりませんが、袋に詰めてくれるときに区別できるようにたい焼きを包んでいる紙に商品名が書いてありました。

たい焼き田中の黒豆コーヒーカスタードの断面

コーヒーシロップに漬けた黒豆がごろっと入っており、カスタードクリームのなかに浮かんでいます。

あくまでも黒豆にコーヒー味がついているので、カスタードクリーム自体がコーヒー味ではないのですが、黒豆と一緒に食べるとコーヒーの風味がしっかりとあり、とても好みの味でした。

そして、旦那絶賛の薄皮が本当においしい!

購入してから時間をおいて食べたにもかかわらず、皮がサクサクと軽いです。

たい焼き田中の黒豆コーヒーカスタードのしっぽ部分

しかも、黒豆もカスタードもしっぽにまでしっかりと入っているのが嬉しい。

たい焼き田中の黒豆コーヒーカスタードのしっぽ部分(丸印)

手に持っているのは上の丸印の部分です。

店員さんの感じもとても良く、初来店でも不安なく注文ができましたよ。

創業70年超!老舗のあんメーカー田中製餡の直営店

たい焼き田中ののれん

たい焼き田中家のあんこは、東京に本社がある田中製餡が作っています。

田中製餡は、それまで各お店がそれぞれで作って商品にしていたあんこを、業界で初めて工場生産した会社で、なんとその工場が北海道千歳市にあります。

なぜ、東京の田中製餡の工場が千歳市にあるのか、不思議ではありませんか?

おいしいあんこを作るには、良質な小豆だけではなく、良質な水も必要ですよね。

千歳市には、日本の名水100選に選ばれている「ナイベツ川湧水」があります。

田中製餡は候補地に井戸を掘って水を持ち帰り、その水で小豆を炊いて味を吟味してから、工場を建設する土地を決めたのだそう。

つまり、いくつかの候補のなかから、千歳市の水で炊いた小豆がもっともおいしかったというわけです。

ちなみに、ナイベツ川湧水は千歳市民の水道水にも使われています。

北海道でも地域によっては飲用水はミネラルウォーターを購入するところもありますが、千歳市の水道水は使用する塩素の量が少ないため、においが少なく、ミネラルを適度に含んだまろやかな水で、蛇口をひねるだけでおいしい水が飲めてしまう恵まれた場所でもあります。

たい焼き田中家のアクセスや駐車場は?

たい焼き田中家はJR千歳駅東口から徒歩16分と、やや遠い場所にあります。

ただし、駅から向かって大きな通りをずっと進み、道の駅サーモンパークやさけのふるさと千歳水族館を通りすぎたらサーモン橋を渡って右なので、ルート的にはそこまで難しくありません。

駐車場は2台

たい焼き田中の外観

お店の前に駐車場があり、2台まで停められます。

千歳駅から車で来る場合、サーモン橋を渡って右折で駐車場に入れるのですが、信号の位置や車の往来が多い道路のため、なかなか右折できません。

また、人気店なので常に駐車場が埋まっている可能性が高いので、左折でスムーズに入れる方向からお店に向かうことをおすすめします。

ようかんやぜんざいなども売っています

駐車場を出入りする車は途絶えませんが、みなさんタイミングを見計らって入店しているからか、なかで混雑することはありませんでした。

店内は出入口近くに焼き場があり、その隣がレジ、さらにその隣にたい焼き以外の商品棚があって、田中製餡の商品が購入できます。


小倉トーストつぶあんは、千歳市のふるさと納税でも購入できます。


まとめ

たい焼き田中家はあんこメーカー直営店
  • 千歳産のあずきを使ったあんこは、上品であっさりとした甘さがあり食べやすい
  • あんこが有名なお店だけどたい焼きの皮がとてもおいしい
  • 季節限定商品の黒豆コーヒーカスタードがおすすめ
  • 駐車場は店前に2台しかないので注意
地図
住所千歳市住吉町1丁目12-4
電話番号0123-42-3388
営業時間10:00~17:00
予約可(16:00まで)
駐車場あり(2台)
支払い方法現金のみ
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道央圏内にお住まいの甘党道民なら、一度くらいは耳にしたことがあるのがたい焼き田中家ではないでしょうか。

到着するまではドーンとした店構えを想像していましたが、実際に行ってみるとこじんまりとしていて、店員さんの接客も丁寧で、町のたい焼き屋さんといった穏やかな雰囲気でした。

まだ行ったことがないという甘党道民の方はもちろん、観光や出張などで千歳市を訪れた方もぜひ尋ねてみてください。

私は近いうち、また買いに行ってしまいそうです。

ごちそうさまでした。

たい焼き田中家の紙袋
たい焼きを入れてくれる紙袋もかわいいですよ


千歳市に来たときは、市民に長く愛されている「もりもとのケーキロール」も食べてみてください。

田中家とは真逆の方向になりますが、駅から徒歩5分の場所にあります。

「もりもとのケーキロール」についての詳しい内容は、こちらをお読みください。

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