4月のトランプショックで米国株、日本株が大暴落。
私はつみたてNISA(旧NISA)中にコロナショックに見舞われ、元本割れを経験しましたが、売却せずに保持し続けました。
その結果、コロナショックはすぐに抜け、元本割れが一気に回復どころか評価損益が40%とか50%とかすごいことに。
しかし今回は・・
どうしたのでしょうか。
50代から投資(新NISA)を始めた理由やコロナショックの経験談はこちらから⇩
▷投資が怖い私が運用3年で感じたこと
何もしませんでした
トランプショックで、投資人生2回目の元本割れを経験することになりましたが、結論からいうと今回も売却せずに見守ることにしました。
事の発端は2025年4月2日、アメリカのトランプ大統領が世界のほぼすべての国や地域に対して、相互関税を発動したこと。
ここから世界同時株安パニックが起こり、日経平均も大幅に急落。
コロナショックではNO狼狽の私でしたが、さすがに心配になって自分なりに色々調べてみることに。
調べてみましたが・・
投資のプロといわれる人でも、「この混乱が長く続くか、すぐに収束するかは読めない」としている難しい局面を、少額の積み立て投資を数年やっているくらいのひよっ子に、「こうすれば大丈夫!」なんて策が思いつくはずもありませんでした。
テレビのニュースからは、証券会社の電話口で売り注文をする人の声が聞こえてきます。
SNSには「損切り覚悟で売ったほうがいい」「NISAなんてやらないほうがよかった」といった文字が踊ります。
どうするか・・。
考えた末、私は売らないことにしました。
長期保有の強さを実感
評価額 | 評価損益 | |
2025年1月 | 1,689,534円 | +560,534円(49.64%) |
2025年4月 | 1,541,150円 | +332,150円(26.42%) |
2021年1月から2年11ヵ月行っていたつみたてNISAを含めた評価額では、トランプショックでもマイナスにはなっていません。
もちろんこの先、含み益すべてが吹っ飛ぶ可能性だってありますが・・
株価が下がったときは安く買え、株価が戻ったときに利益が膨らむ(期待ができる)。
長く保有すればするほど、複利の力で基盤は強固になるということを実感しました。
新NISAは元本割れ
評価額 | 評価損益 | |
2025年1月 | 437,303円 | +51,303円(13.29%) |
2025年4月 | 463,743円 | -12,257円(-2.57%) |
新NISAは年間の上限がつみたて投資枠(120万円)と成長投資枠(240万円)と、月の上限33,333円の旧NISA(つみたてNISA)に比べて大幅に増えたため、急落を受けて売却をすべきか悩んだ人は多かったのではないでしょうか。
私は枠を使い切るようなやり方ではなく、月30,000円をコツコツスタイルで行っていたため、マイナスはマイナスでもまだ平常心を保てました。
つみたてNISA時代のコロナショックでも思いましたが、投資を始めて短い期間でこのような暴落を経験できたのは、ある意味でよかったのかなと思います。
長く続けた先で初めて経験していたら・・
どうしていたのかな。
もし銀行に預けていたらどうなっていた?
つみたてNISAと比較するという意味で、月30,000円を3年間銀行に預けた場合をシミュレーションしてみました。
各銀行の金利によって変わりますが、たとえば金利を0.025%とすると1,080,000円(元利)+利息217円で1,080,217円です。(AI算出)
極論をいうと、利息分の217円を下回らないNISAの運用であれば、損はしないといえます。
改めて新NISAの資産運用について考えてみた
コロナショックとトランプショックを経験しましたが、今のところNISAを始めてよかったと思っています。
順調に資産が増えていることもそうですが、投資をするようになって世界情勢にとても意識が向くようになったからです。
投資をしていなかったら、今回のトランプさんの再選も「そうなんだー」くらいで流していて、危機感を持ってニュースを読むことはなかったと思います。
とはいえ、今後も暴落は起こり、長期化したり、含み益が吹っ飛ぶような事態になれば、損切りを考えるところまで追いつめられるかもしれません。
それでも新NISAを継続する理由は・・
- 老後資金のための運用だから(取り崩しは65才または70才からの予定)
- 生活資金で行っているわけではない(投資は余剰資金からが鉄則)
- 子どもの教育資金の目途がついている
ただし、アメリカの一人勝ちだった市場から、これからはヨーロッパやアジア諸国などが台頭してくるのでは・・と予想されていますよね。
私も最初はより利回りの良いS&P500(米国株式)の1本でNISAを始めましたが、今はオールカントリー(全世界株式)の割合を高めています。
全世界株式も現在は6割がアメリカの企業のようですが、将来的に他地域の市場が大きくなれば、その割合も柔軟に変わっていくのではないかと思って変更しました。
ちなみに日本株も保有しています。
自分なりに勉強をして続けていきたいと思います。
まとめ
つみたてNISAから約4年半、新NISAからは約1年半、「投資なんて怖くて絶対無理」と思っていた私でしたが、含み益が吹っ飛ぶほどの暴落が起こらない限りは、コツコツ続けられそうと思えています。
NISAは入口ばかりがクローズアップされますが、長期保有した後の出口戦略も今からしっかり考えていかないとと思っています。
まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんありますね。
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