子育てしながら在宅ワークは辛い?専業Webライター14年目に思うこと

手をつなぐ母子の後ろ姿

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私は子どもが幼稚園のときに在宅ワーカーとなり、今年で14年目です。

子育てと在宅ワークの両立を経験してみてわかったことをお伝えします。

もくじ

子育てしながら在宅ワークは辛いこともある

テレビを見る女の子

在宅ワークには、場所や時間に融通がきいて育児がしやすいというイメージがありますよね。

もちろん、子育て中の在宅ワークはたくさんのメリットがありますし、私自身は在宅ワークを選んで本当によかったと思っていますが・・

実際にやってみて、「これはしんどかったな」ということもたくさんありました。

集中できない

私は物音に敏感で、在宅でひとりで仕事をしているときは無音です。

でも、子どもが幼稚園や小学校から帰宅すれば、テレビのボリューム、足音、冷蔵庫の開閉などの生活音がノイズとなって耳に入り集中できません。

背後に人が立ったり通ったりするのも気になる性分なので、騒がずとも後ろを行き来されるだけでも仕事の手が止まってしまいました。

お母さんが在宅ワーカーならではの子どもの気持ち

私が外に仕事をしていれば、子どもも働いている時間は私はいないものと納得できます。

でも、家にいるのに自分のことはそっちのけで仕事をしていると、やっぱり寂しく感じていたようです。

直接「どうしてかまってくれないの」といわれたこともありますし、私が作業をしている隣に座り、黙って絵本を読んでアピールしてくることもありました。

子どもが気持ちを割り切ることができないのは理解できるので、手を止めて付き合ってあげるのですが、一冊読み終わったら次から次へと持ってくるので、結局その場は諦め、納期に間に合わせるために夜中に作業をすることもよくありました。

プライベートの区分が難しい

フリーランスは作業量が増えれば増えるほど収入に直結します。

私も過去には、一息吐けそうな時間を削ってまで仕事をしてしまうときがありました。

また、「家にいるのだから」と、家事も育児も任せられっきりになります。

納期が迫っていたり、子どもに時間を取られてしまうと、自分の時間を家事に充てるしかないので、プライベートはほぼない状態になります。

子どもに手をかけすぎてしまう

子どもに目がいきやすい分、つい口を挟んだり、自分が手を出してしまっていたところがありました。

私自身は母親が夜勤のある仕事をしていたため、小学生のときから何でも自分で決めてやっていたので、自立は早かったと思います。

小学校2年生には、ひとりで歯医者へ行って治療を受けていました。
(親が歯医者まで一緒に来て、診察室にひとりで入るのではなく、ひとりで家から徒歩で向かい、受付や会計も自分が行っていました)

その反動もあり、子どもが子どものうちは親がやってあげたいという気持ちになっていたんですよね。

子どもの自立を促すには、親が適度に距離を取って見守ることが大事なので、目の前にしながらもグッと飲みこむのが大変でした。

たとえば、「勉強しなさい」を言いたくなることは何度もあったし、実際に何度も言ったし・・。

外で働いていたら、ゲームやスマホばっかりで勉強をしない子どもの姿を見ることはなく、もう少し気持ち穏やかでいられたのかなと思います。

\「勉強しなさい」を言いたくなるときは課題の分離を意識しています/

それでも在宅ワークを選んでよかったと思う理由

PCとデスク

在宅ワーカーであると伝えると、「自己管理が大変そう」「家事も育児もしっかりしなきゃと思うから自分には無理」と外で働いているママ友に言われたことがあります。

でも、私にとっては外で働くことよりも、在宅で働くほうが自分らしく、幸せに生きられる道でした。

最初は藁をもすがる気持ちで始めた在宅ワーク

私は30代半ばに不安障害と診断され、一時期は家から一歩も出られないくらいメンタルが落ち込んでいました。

子どもが幼稚園に入園するタイミングでしたが、外に働きに出る選択肢が持てず、それでも家計のために働かなければと悩んでいた私は、偶然にもクラウドソーシングという仕組みを知り、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトに登録をしたのが始まりでした。

仕事内容は数多くありますが、私はそもそも文章を書くことが好きだったので、迷わずWebライターを選び今に至ります。


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在宅ワークは内向型の私の天職だった

在宅ワーカーになるまで、私はずっと人と接する職業に就いていました。

自動車の営業職、広告代理店の発行するフリーペーパーの取材・執筆を始め、事務職で就職しても顧客と直接話したり他部署との接点が多い仕事をしていました。

当時、自分を外向型と信じて疑っていなかった私には、そうした仕事が合っていると思っていたからです。

しかし、実際には、社会人時代は原因不明の体調不良に見舞われ、胃潰瘍や自律神経失調症を経験しました。

30代には不安障害にもなり、自分のメンタルの弱さを否定し続ける毎日。

そのような中で、いわば消去法で始めた在宅ワークがこの上なく自分に合っていました。

その理由を調べてみたら、自分は外向型ではなく内向型で、外の世界ではストレスを感じやすいとわかりました。

他人にシフトせず自分のペースでコツコツとできる在宅ワークは、私にとってストレスがない働き方だったのです。


子育ての両立で少しずつ自分を肯定できるように

外で働きながら子どもとしっかりと向き合える人もいるので、在宅ワークが子育て中のママの最適解の働き方といいたいわけではありません。

でも、完璧主義で自己肯定感の低い私には、きっとそんな余裕は持てなかったと思います。

在宅で気力や体力を温存できたおかげで、子どもにしてあげられたことがたくさんありました。

朝にいってらっしゃいと見送り、夕方はおかえりと迎え入れること。

学校であったことに耳を傾け、一緒におやつを食べること。

体調が優れなさそうなときは、躊躇なく休ませることができること。

悩みや相談に対して、腹を据えてガチンコで応えられたこと。



子どもと向き合い続けているうちに、自分を苦しめていた正体にも気づけました。

内省する心や時間の余裕を持てたことで、私は自分自身を縛り付けていた縄を、自分自身でゆっくりと解くことができました。

外で働いて他人の目がある状態では、完璧主義をやめることはおそらくできなかったのではないかと思います。


在宅ワークで子育てと仕事の両方を自分なりにやれている。

それで家庭が何事もなく平和に回っている。

この事実が私に自信を持たせてくれたのだと思います。

まとめ

この記事を通じで、子育て中で働きたい方や、私のように外で働くのが難しい方に、在宅ワークという選択肢があることを知ってもらえたら嬉しいです。

そして、在宅ワークだからといって時間の余裕があるわけではないので、自分や家族にとってベストは働き方とは何なのか、考えるきっかけになればと思います。





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