セカンド冷凍庫は節約にならないからいらない?電気代や置き場所で後悔しないためのポイントは?

アイス3種

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物価高騰の救世主として注目されているセカンド冷凍庫。

我が家も、まとめ買いや特売品の買いだめで少しでも食費を抑えたいと考えていますが、冷蔵庫内の冷凍庫では容量が足りないと感じることが多くなり、セカンド冷凍庫がほしいと思うようになりました。

でも、セカンド冷凍庫の購入金額や電気代を考えると、本当に節約になるのかなと思ったり。

置き場所も必要になるので、慎重に検討したいですよね。

もくじ

セカンド冷凍庫は必ずしも節約になるとは限らない

小銭貯金箱

セカンド冷凍庫本体の価格は、メーカーや容量などによって大きく変わりますが、100ℓ以下で2~5万円くらいが主流。

さらに、容量が60ℓ~100ℓで1ヵ月400~500円くらいの電気代が目安のようです。

単純に×12(ヵ月)で一年では4,800~6,000円、今よりも電気代が高くなる計算です。

セカンド冷凍庫の購入金額を仮に3万円としたら、4年で元をとると考えて月に625円の負担増、これに月々の電気代が加算されるので毎月1,025~1,125円の負担が増えます。

「セカンド冷凍庫で節約になった」といえるのは、まとめ買いや特売品の買いだめをセカンド冷凍庫で保存しながら、食事を工夫して食費がこれまでより安くなった場合に初めていえること。

「セカンド冷凍庫があるから大丈夫」と、たくさん買いすぎたり、使いきれずにロスしてしまえば、増えた食費にセカンド冷凍庫購入金額+毎月の電気代の負担が重なり、まったく節約にはなりません。

どこにでも置けるわけではない

セカンド冷凍庫は常時差しっぱなしの電源が必要なので、コンセントが近くにない場所には置けません。

ほかにも、放熱用のスペースやドアの開閉スペースの確保、冷凍機能を維持するために直射日光の当たらない場所に置くなど条件が複数あります。

キッチンに置き場所がなければ、ダイニングやリビングに設置するか、2階に設置して必要なときだけ取りに行くなど、工夫をしなければいけません。

「キッチンに置けないなら使い勝手が悪くて意味がない」とも思いますが、セカンド冷凍庫はあくまでもセカンド。

捉え方を変えれば、「2階にセカンド冷凍庫があると、夏場はわざわざ1階にアイスを取りに行かなくてもいい」とか、「買い物から帰ってきて、玄関にあるセカンド冷凍庫にすぐに食材を詰められるので楽」とか、キッチン以外の場所でよかったということもあります。

セカンド冷凍庫の本当のメリット7選

こもれびのリビング

セカンド冷凍庫を節約だけで考えると、買わないほうがいいという結論になってしまうかもしれません。

でも、セカンド冷凍庫を使う本当のメリットは、節約よりも生活の質の向上にあります。

メリット①買い物の頻度が下がる

セカンド冷凍庫があれば、食材を保存できるスペースが増えるので、一回の買い物で買える量も増えます。

「あーご飯作らなきゃ…。あ、あれもない、これもない。しょうがない…買い物行くか」の煩わしさがなくなり、時間を有効に使えます。

それに、私の経験上、スーパーへ行く回数が多いほど、余計なものまで買って予算をオーバーしがち。

行かないことが最強の節約術だと思っているので、余計なものを買わずに済めば、少なくとも毎月の電気代くらいは節約になるのではないかと思っています。


メリット②まとめ買いや大容量に対応可能

特売の肉や魚があっても、冷凍庫がいっぱいだと諦めるしかありませんが、余裕があれば買って保存ができます。

あと、今年の夏がべらぼうに暑かった北海道では、アイスの需要がぐんと増えたものの、大容量パックやファミリーパックはかなり邪魔になるので、泣く泣く諦めることが多かったんです。

最高気温が30度超えのときはほぼ毎日アイスを食べていたのですが、ファミリーパックのこぶりなアイスくらいの大きさが個人的にはちょうどいいんですよねぇ。

セカンド冷凍庫があれば…と何度も思いました。

まとめ買いとはちょっと違いますが、冷凍庫に入る量が少ないと、ふるさと納税の返礼品が送られてくるタイミングを調整しなければならず、それが地味に面倒だったりします。

これもセカンド冷凍庫があれば、いつでも好きなときに頼めますよね。

メリット③見切り品が長持ちする

食費節約に欠かせない見切り品の活用ですが、安い分消費期限が間近に迫っているので、せっかく買ったのに食べ忘れて結局無駄にしてしまったなんてことがあったりします。

私も今はその日に食べる場合のみ見切り品を買っていますが、セカンド冷凍庫があればお得に購入した食材を冷凍させて長持ちさせられるのにな~と思っています。

たとえば、最近のお米の高騰もあり、強力粉を買って自分でパンを作ることが増えました。

強力粉でパンを焼くだけでも節約にはなりますが、安くなっている強力粉で作ったパンをセカンド冷凍庫で保存できれば、さらに家計に貢献できるのは間違いありません。

食品ロスにもつながるし、いいこと尽くめです。

カットした食パン

メリット④便利な冷凍野菜ストックができる

冷蔵庫内の冷凍庫にカットした野菜を保存しているのですが、これがとにかく便利。

一品足りないときやボリュームを出したいとき、色味がほしいときなどにパパッと使えて重宝しています。

セカンド冷凍庫があれば、旬で栄養価が高く、しかも安い野菜を大量に買ってきてストックできるので、さらに使い勝手がよく、しかも節約にもなるのになあと思います。

道の駅巡りで見かけた珍しい野菜なんかも、躊躇なく買えていいですよね。

メリット⑤作り置きも楽々保存

厳密にいうと私は作り置きではなく、おかずをちょっと多めに作って、少量をお弁当用に取り分けて保存しているのですが、冷蔵庫内の冷凍庫ではラインナップに限界があります。

セカンド冷凍庫があればもっと品数が増やせるので、その分、朝のお弁当作りも楽できそうです。

メリット⑥無駄な外食を減らせる

食べることが好きな私は、食費のほかに外食費を予算立てしているくらいですが、それでも最近の物価高騰によって外食はかなりハードルが高くなってきていると感じています。

「今日はお寿司!(もちろん回るほうの)」とか「焼肉食べるぞ!」なんて、お楽しみ外食ならまだあってもいいと思うんです。

問題なのは、疲れていてご飯を作りたくない日とかに、とりあえずでする外食。

今までならそれでも「マックで安く済ませちゃってもいいか」なんて思えましたが、今や家族3~4人で3,000~4,000円かかるので本当にもったいない気がします。

そんなときに、冷凍庫の食材でパパッと作ったご飯で満足できると、なんだかちょっと嬉しいんですよね。

たぶん、「無駄遣いした…」という罪悪感を回避できた達成感なのだと思います。

セカンド冷凍庫に冷凍ラーメンや冷凍パスタ、冷凍弁当などが常備してあれば、家族分が900~1,600円くらいでお腹が満たせます(1食300~400円とした場合)。

肉や野菜、麺、調味料であらかじめ下味をつけたものをジップロックに入れて冷凍しておいて、あとは解凍してフライパンで調理するだけにしておく「セルフ冷凍ラーメン」「セルフ冷凍パスタ」を準備しておけば、さらに節約もできます。

メリット⑦生ごみの置き場所にも

夏の生ごみには毎年頭を悩ませており、苦肉の策として冷凍して捨てています。

生ごみは冷凍すると匂いがなくなるんです!

とはいえ、次のごみの日まで貴重な冷凍庫の場所を占拠していることにはイライラするので、セカンド冷凍庫があったら夏の間は一段を生ごみ用にしてしまえば問題は解決できます。

「食材を入れるところに生ごみ…」と思うかもしれませんが、三角コーナーに入れて放置して腐敗したものを冷凍庫に入れるのは私もさすがに抵抗があります。

でも、ごみとして出たらすぐに袋に入れて冷凍すれば、中は野菜くずや卵の殻などの食材なので嫌な気分にはなりません。

おすすめのセカンド冷凍庫4選

セカンド冷凍庫購入時のネックになる置き場所問題ですが、以前まで主流だった上開きの業務用冷凍庫とは違い、現在はスリムなタイプや奥行きが浅いタイプ、左右開き、アースが内蔵されたものなど、ニーズに合わせたセカンド冷凍庫が多くあります。

山善 86L YF-U91

86ℓの容量がありながら、高さが86.5㎝と低く、トップテーブル(冷凍庫の上部)に耐熱素材を採用しているため、電子レンジを置くことができます。

右開きタイプで、収納に便利な4段の引き出しがついています。

温度調節は3段階(約−15℃~−21℃)が可能です。

アイリスオーヤマ スキマックス IUSN-S12A

120ℓの容量と幅35.6㎝(2ℓのペットボトル約3本分の幅)のスリムさが人気。

キッチンのちょっとした隙間にも置けて、収納はクリアケースタイプなので中が見やすく、開けやすい右開き。

霜取り不要なので、手軽に維持管理したい人に向いています。

アイリスオーヤマ 31L PF-A31FD


幅約47.4×奥行約44.7×高さ約49.6と正方形に近い形で、シンプルに使えるセカンド冷凍庫。

ダイヤルを回すだけで冷蔵と冷凍の切り替えができ、用途や季節などに合わせた使い方ができます。

ホワイト、ブラックのほかにゴールドとダークウッドの4色があり、インテリアに合わせて選べます。

Simplus ディスプレイ冷凍庫

冷凍庫内が見えるガラス仕様の扉と、庫内を照らすLEDライト付き。

セカンド冷凍庫の存在感を消すのではなく、おしゃれに見せてインテリアのように置きたい人におすすめ。

55ℓと容量もあり、-18~-30℃の温度調整を背面のスイッチで行えます。

おわりに

セカンド冷凍庫があれば必ず節約できるわけではありませんが、ほしいと思った食材を躊躇わずに買えて、いつでも家にあるという心の余裕が生まれることがわかりました。

毎日ご飯を作っていると、「あれがあれば…」「あのとき買っておけば…」の後悔が多いので、セカンド冷凍庫の購入を前向きに検討したいと思います。



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