ウィンザーホテル洞爺は北海道唯一のミシュランガイド(2017年北海道版)五つ星ホテル。
2008年に開催されたG8首脳会議「洞爺湖サミット」にて、世界各国の要人をもてなしたホテルとして有名ですが・・
どうやら朝食に出るパンがおいしいらしい。
しかもそのパンはホテル内で売っていて、泊まらずともパンだけ買えるらしい。
ということで今回行ってみました。
ブーランジェリーウィンザーのパンを実食
当ホテルのブーランジュリーでは、自家製のパンを並べて、皆様のご来店をお待ちしております🍞
— 【公式】ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ (@TheWindsorTOYA) February 12, 2025
また、公式オンラインショップでは、シェフおすすめのパンを詰め合わせたセット(冷凍)や、食パン2種食べ比べセット(冷凍)をご準備。遠くてホテルまで買いに行けない!という方は、ぜひご利用ください😊 pic.twitter.com/SfE8itycSb
ウィンザーホテル洞爺のパンは、ブーランジェリーウィンザーで購入できます。
ブーランジェリーウィンザーはホテルの1階にあります。
ラグジュアリーホテルのイメージそのままに、ブーランジェリーウィンザーもシックで高級感のある雰囲気。
私は土曜の午前中に行ったのですが、お客さんがたくさんいたのでお店の写真は撮らずに帰宅しました。

購入したのは以下の5点です。
- 洞爺の塩パン
- クロワッサン
- クロワッサンザマンド
- コーヒーチョコ
- 十勝粒あんぱん

パンはホテルのロゴ入りの紙袋に入れてもらえました。
お土産として渡すときにもよさそうですよね。
では早速食べてみましょう。
洞爺の塩パン

ひび割れた表面が特徴的なダッチブレッド(タイガーブレッド)の塩パンです。
持つとズシッと重みがあり、一口噛むとパリパリの外皮に旨味を感じる塩、そしてクラムからはバターの上品な風味、小麦の香りがふわっと漂います。
油分ジュワーのさくさくとした軽い塩パンが好みの人は物足りなさを感じるかもしれませんが、セミハード系の食感と、あくまでも上品に香るバターはしつこさがなく、私が今まで食べた塩パンの中で一番おいしかったです。
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塩パンに使われている塩は、洞爺湖町の内浦湾(噴火湾)からくみ上げた海水を薪でじっくり炊き上げた「カムイ・ミンタルの塩」
尖ったしょっぱさがなく、塩なのに甘みすら感じる絶品でした。
「カムイ・ミンタルの塩」は、ウィンザーホテルから車で6~7分の場所にある自家製ジェラード店「レイクヒルファーム」でも味わえます。
こだわりの材料
ブーランジェリーウィンザーでは、「カムイ・ミンタルの塩」以外にも厳選された材料を使用しています。
北海道産の5種類の小麦(はるよこい、きたのかおり、きたほなみ、ゆめちから、はるきらり)や洞爺の水、フランス産の酵母など。
一部のパンにはフランス産の小麦を使うなど、パンに合う最高の材料を選んでいます。
クロワッサン

塩パンとは対照的に、持つと軽くてびっくりしました。
食感はカリッとした歯触りで、中のクラムもほどよい弾力があります。
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バリッバリに香ばしく焼いたタイプや、バターがしたたるほどたっぷり使われた贅沢タイプのような、個性のあるクロワッサンというわけではありません。
極めてシンプルな味わいなので、「わざわざ足を運んでまで食べるほどではないかも・・」と感じる人もいるかもしれませんが、個人的には、インパクトが強いクロワッサンは最初の一口二口はおいしく感じても、食べ進めると飽きてしまうことが多いのに対し、ブーランジェリーウィンザーのクロワッサンは1個をまるっとおいしく食べられる絶妙なバランスがとてもよかったです。
朝食に出されるパンなので、今度はスクランブルエッグとかベーコンとかコーヒーとかと合わせて楽しみたいです。
ウィンザーホテル洞爺について
ウィンザーホテル洞爺は、洞爺湖の西側にあるポロモイ山の高台にあります。
麓にある洞爺湖温泉街からは車で20分ほど、結構なくねくね道をひた走りますが、途中からは絶景を眺めながらのドライブが楽しめます。

坂を上りきると、高さ50m、横幅210mのウィンザーホテル洞爺が見えてきます。
真横から見ると、豪華客船のような見た目をしています。
ウィンザーホテル洞爺は、1993年に前身のホテルエイペックス洞爺として開業し、当時は会員制のリゾートホテルでした。
リゾートと名が付く通り、ホテル運営のゴルフ場やスキー場、スパやプール、フィットネスクラブやテニスコートなどがあり、高級リゾートホテルの規模としては北海道随一です。
スキー場は一般の利用が可能だったので行ったことがあります。(初心者用コースのみ)
現在もスキー場はウィンザースノービレッジとして開業していますが、ホテル宿泊者専用と一般客ではコースが違うようです。
ウィンザーホテル洞爺にはロビーが2つあり、どちらも巨大なガラスの向こう側には洞爺湖、または内浦湾が一望できる抜群のロケーションです。
バブル時代の終焉に建てられた施設は、とにかく重厚で古城のような佇まい。
今の空
— 【公式】ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ (@TheWindsorTOYA) March 27, 2024
←湖側 海側→
どちらも綺麗です✨#ウィンザーホテル洞爺 #北海道 #洞爺湖 #夕日 #夕陽 #夕焼け #sunset pic.twitter.com/WILJaGfDed
旦那が仕事関係で2回ほど泊まっていて、「ロビーの写真を撮ってきて」とお願いしたのですが・・

これじゃ私がいいたいことが伝わらない(景色は伝わる)
ちなみに部屋(洞爺湖側)から撮った写真はこちらです。

洞爺湖の反対側には内浦湾(噴火湾)があり、部屋は洞爺湖または内浦湾(海)のどちらかに面しています。
運がいいとロビーや部屋から雲海が眺められます。

パン店の歴史
ホテルエイペックス洞爺の開業時には、「オテル・ド・カイザー」が出店していました。
世界的なブーランジェリー「メゾン・カイザー」の創業者であるフランスのエリック・カイザー氏が使っている小麦粉をフランスから輸入している唯一の店舗としてとても注目されていましたが、2012年に閉店。
その後、史上最年少でフランス国家職人賞を受賞したパン職人のフレデリック・ラロス氏が、日本初上陸の地としてウィンザーホテル洞爺を選び、「ブーランジェリー LALOS」をオープン。
こちらも2年後に閉店してしまいましたが、現在はウィンザーホテル洞爺のオリジナルブランド店「ブーランジェリーウィンザー」が入っています。
本当に泊まらなくても大丈夫?
ウィンザーホテル洞爺にはブーランジェリーのほかにパティスリーがあり、両方とも購入のみの利用が可能です。
車で向かう場合は、屋外駐車場に停めてエントランスまで向かってください。
ドアマンに用件を聞かれ、「パンを買いに来ました」と伝えると何事もなくホテルに通してもらえます。
まとめ
ウィンザーホテル洞爺のパンを初めて食べましたが、小麦粉を始めとした素材のシンプルなおいしさを味わえる絶品でした。
塩パンやクロワッサンを求めて、また山道を登りたいと思います。
近くに来られたときはぜひウィンザーホテル洞爺に立ち寄って、おいしいパンと絶景を楽しんでくださいね。
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