歴史ある町室蘭の昭和レトロ喫茶店を訪れてから、すっかりその魅力にハマってしまいました。


室蘭市にもまだまだ行ってみたいお店があるのですが、今回は室蘭市の隣にある登別市にて第3弾。(昭和レトロ探訪は第4弾になります)
思わず「ただいま」といいたくなる、そんな素敵なマスターと出会えた日になりました。
創業55年の老舗純喫茶「珈琲専門店シーハイル」
老舗の純喫茶は、ともすると新参者には敷居が高く感じるものだったりしますが、こちらのお店はそんな心配はありません。
昭和レトロが好きな人、空いた時間をゆったりと過ごしたい場合に気軽に利用できます。
無料の買い物駐車場が利用できます
JR室蘭本線幌別駅西口から徒歩4分と好アクセスの場所にありますが、特急停車駅ではないので注意してください。
車で向かう場合は、お店の目の前の駐車場が利用可能です。
幌別駅から北駅前通りを中央通りに向かって進むと、左側にピザテンフォーやカナディアンフライドチキンなどの飲食店が並んでいるので、そこを過ぎたらすぐに左折すると正面側にシーハイルが見えてきます。
道を挟んで斜め向かいにある、「幌別屋台村」を目指して向かうとわかりやすいです。
青いひさしが目印

ぽこぽこと連なった青いひさし、クリーム色の外壁にレンガ調のあしらえがかわいらしい外観です。
右側には「手造りケーキの店モンブラン」とありますが、こちらは営業していませんでした。
ちなみにシーハイルとは、ドイツ語で「スキー万歳」という意味です。
お店の外観や内装に、スキーを連想させるものはなかったのですが、もしかしたらマスターがスキー好きなのかもしれませんね。
ジャズが流れる落ち着いた店内

店内に入ると、大きなスピーカーや音響機材が目に留まります。
このスピーカー、今は使われていないわけではなく現役で、ジャズが流れていました。
コーヒーミル機?黒電話なんかの昭和アイテムもあり、見ているだけでも楽しいです。

木枠の窓から差し込む日光で日焼けしたベロア素材のソファーが、月日の流れを感じさせてくれます。

入口近くには木製の電話ボックス。

薄いピンクの公衆電話、懐かしいですよね。
マスターに伺うと、今も使えるんだそうです。

テーブルゲームも健在。
こちらの喫茶店、席数がかなり多く、カウンター、窓際のテーブル席、中央の囲われたソファー席、レジ横のガラスで仕切られた革張りの席といろいろあるので、そのときの気分で選べそうです。

昭和感満載のメニュー
入口の看板には珈琲専門店と書いてありますが、コーヒー以外にもドリンクメニューがあります。
料金は500~600円と良心的(ブルーマウンテンだけは例外)なので、ふらっと立ち寄って涼んだり、暖をとったりできそうですよ。
メニュー名がちょっと面白くて、「フランスの朝」はアイスコーヒーやカプチーノ、カフェオレ、アイスオレなんかが並び、「ホロベツの朝」には昆布茶やミルクティー、レモンティーなどがラインナップ。この他に「登別マリンの朝」「スヌーピーミルク」「いまるシェイク」なんかもあります。
「いまるシェイク」ってなに?と思ったら、シーハイルはテレ東の旅番組で放送されたことがあったようです。そのときの旅人がTKOの木本さんとIMARUさんだったからなのかな?
家族3人で訪れ、旦那はシーハイルブレンド、私はオレンジシェイク、娘はストロベリーミルクをオーダーしました。
旦那曰く、シーハイルブレンドは深煎りのコクがありながらも、すっきりと飲めておいしかったとのこと。

オレンジシェイクはきめ細かい泡が口当たりをまろやかにしてくれる、全体的にあっさりとした薄味でした。
はっきりとオレンジの風味がほしい人には物足りないと思いますが、私が子どものときに飲んだ懐かしい感じです。

娘のストロベリーミルクは、いちごの風味がやや強めで飲み口のすっきりとした牛乳の組み合わせ。
2つともかなり大きいグラスで、思わず笑ってしまいました。
元菓子職人のマスターが作るパフェが人気
シーハイルを訪れたお目当てのひとつにパフェがあります。
マスターは、東京の洋菓子店で修業をした経験があり、なかでも手作りの生クリームをたっぷり使ったパフェがおいしいと評判。
甘党旦那がチョコレートパフェをオーダーしました。

パフェの下にありがちなコーンフレークが苦手な旦那は、下まで生クリームのパフェに感動していました。

バナナ、オレンジ、りんご、ぶどうとフルーツもたくさんのっています。
なかにはチョコレートのアイスが入っていました。
私も一口食べましたが、生クリームがくどくなく、べっとりとしていないので、甘党じゃなくてもおいしく食べられましたよ。
メニュー表を撮り忘れてしまったのですが、値段は700~800円くらいだったと思います。

娘はホットケーキを注文しました。
甘すぎないホットケーキに塩気のあるバター、メイプルシロップ、生クリームの組み合わせであっという間にぺろり。
こちらは500円くらいだったと思います。
マスターの人柄が素敵なお店
昭和レトロな店内、昭和レトロなメニューもさることながら、終始笑顔のマスターに癒されます。
私たちが訪れた土曜日の昼を過ぎには、カウンターに常連らしき人が数名コーヒーを飲んでいましたが、マスターは常連との話に花を咲かせつつ、私たちのことも気にかける仕草や目線を送っていて、その距離感がなんともいえずに良かったです。
一人でお店を賄っているので、注文から品物が届くまで20分くらいかかりましたが、待っている間も居心地が良く、初めて来たのにゆったりとくつろげます。
写真を撮ってもいいですか?と尋ねると、「いいよいいよー。いくらでも撮ってね」と笑顔で対応してくれます。
私と同じように昭和レトロにハマっているものの、お店の写真撮影許可を得るのが苦手という人でも、安心して聞いてみてください。
すぐにまた、マスターに会いに来たいくらい、ほっこりした気持ちにさせてもらえました。
店内は全面禁煙
お店は広いですが、全面禁煙なのでたばこは吸えません。
たばこの匂いが苦手な人には嬉しいお店ですが、バスや電車の発車時間まで喫煙できる場所を探している場合は注意してください。
支払いは現金のみ
クレジットカードやQRコード決済などは使えません。
カウンター横のレジの後ろには、懐かしさ満点のこんな自販機がありましたよ。

まとめ
- コーヒー以外に気になるドリンクが多いお店
- マスターが優しく、話しかけやすい
- 生クリームたっぷりのパフェがおすすめ
シーハイルは、時が止まったような雰囲気を味わえる素敵なお店です。
混雑時を避ければ、気の向くままゆっくりと過ごせそうです。
住所 | 北海道登別市中央町2丁目4-1 |
電話番号 | 0143-85-2932 |
営業時間 | 9:00~17:00(不定休) |
駐車場 | あり(目の前の買い物駐車場利用可) |
支払い方法 | 現金のみ |
登別温泉最寄りの駅から2駅足を伸ばしますが、有名観光地とはまた違う、古き良き登別を知れます。
老舗喫茶店で癒される。
こんな北海道旅行も楽しそうですよね。
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