冬の寒さ対策は、冷気を遮断する効果のある設備を充実させるだけではありません。
身の回り、つまりは自分自身を暖めることで、寒さを気にせず、しかも余計な電気代や灯油代を抑えて快適に防寒が行えます。
そこで今回は、日本のキングオブ極寒地である北海道在住の私が、おすすめの室内防寒着を紹介します。
室内設備の寒さ対策については、【在宅50代主婦】北海道の寒い冬を乗り切る!すぐにできる室内の寒さ対策6選をお読みください。
おすすめの防寒室内着①ルームブーツ
床の冷えに悩み、厚手の靴下やスリッパを使用している人は多いと思いますが、おすすめなのがルームブーツです。
室内の冷えた空気は床にたまりやすいので、いくら部屋を暖めても足元が冷たいままだと、血液の流れが悪くなって全身の冷えにつながります。
室内で靴を履くなんて今までは考えられなかった道民の私も買いましたが、足元がぽかぽかしているだけで寒さは随分とやわらぎます。
もっと早く買えばよかったと後悔しているくらいお気に入り。
大学生の子どももほしい!というので、さらに2つ買い足しました。
ルームブーツを選ぶときは、次の2点に注意するとより快適な商品が見つかりますよ。
保温性のある素材を選ぶ
ファーやボア、ムートン、毛糸など、保温性に優れている素材がおすすめです。
履いている間はずっとぬくぬくと暖かいので、暖房が届きにくい場所へ移動するときにも安心です。
歩きやすいものを選ぶ
ルームブーツは締め付けがなく、底に厚みがあるのがいいです。
締め付けがあると足の血行が悪くなり、冷えが悪化してしまうので注意してください。
冬は厚手の靴下の上にルームブーツをはくことが多いので、サイズに悩んだら少し大きめを選ぶのがよいでしょう。
また、底が薄いと足が疲れやすくなるので、適度に厚みがあり、クッション性に優れたものを選ぶと、歩きやすく、疲れにくくなります。
\ショート・ミディアム・ロングと用途などに併せて選びやすいのがいい!/
おすすめの室内防寒着②ダウンパンツ
冬のアウトドアやレジャーのときに、防寒性能に優れたダウンパンツの愛用者は多い反面、室内で着るとモコモコの見た目に違和感があって着にくい人は多いのではないでしょうか。
そんな気持ちを払拭してくれるのが、見た目がすっきりスリムで、一見するとダウンには見えないこの商品。
ニューモデルは前開きでベルトループが付いているので、さらにおしゃれになっています。
前身ごろと後ろに異なる素材
見た目がもたついて見えない理由は、前身ごろにダウン入りキルト、後ろは裏起毛素材を使用しているからです。
足全体をぐるっとダウン生地で包んでいないので、もったりした印象を払拭してくれます。
しかも、定番モデルは後ろ側にストレッチが入っていて、ウエスト部分がゴム。
動きにくくなることもありません。
ダウンらしさを消すならスウェード生地の濃い色がよい
前身ごろはダウン仕様なので、ノーマルタイプ(ナイロン素材)だとダウン独特の凹凸がはっきりとします。
また、色も白やグレージュなど薄い色もわかりやすいですね。
反対にスウェード生地の濃い色(黒やネイビー、デニムなど)だと、パッと見ダウンパンツとはわからないくらい普通のパンツとして着用できます。
\ダウンには見えないパンツなら寒さ対策とおしゃれの両立ができる!/
おすすめの室内防寒着③インナーダウン
インナーダウンは、コートやジャケットなどのアウターの下に着るダウンです。
重ね着が前提なので、アウターのダウンジャケットのような厚みがなく、着ぶくれしないので、室内着にも向いています。
アウターの下に着るのであればベストタイプでもよいですが、室内で着るなら袖ありが暖かくておすすめですよ。
暖かくて機能的
アウターの下に着込みながらも、薄いので体のラインを邪魔せず、おしゃれに着こなせるのがインナーダウンの特徴。
しかも、室内で上着として着る場合も他にはない機能の良さがあります。
たとえば、寒い日に厚手のセーターを着ても、肌寒さを感じることはないでしょうか。
その理由は、セーターは網目から暖かい空気が逃げたり、冷たい空気が入ってくるからです。
セーターの暖かさを守るには、上に薄手のウィンドブレーカーなどを羽織るのがよいのですが、ウィンドブレーカーを羽織るとセーター内の暖かい空気がこもりすぎて、汗をかいた後に冷えてしまうことがあります。
インナーダウンはそれ自体がとても暖かいので、中は通常のトレーナーなどでOK。
もし暑くなってきてもサッと上着を脱げばよいだけなので、室内でも体温調整がしやすいです。
\室内ではアウター、室外ではインナーと使い勝手がよい!/
おすすめの室内防寒着④カイロインネックウォーマー
寒さで体を縮めていると、肩や首が凝ってひどいときには頭痛になってしまう。
こんな悩みを解決してくれそうなのがこの商品です。
カイロとネックウォーマーはそれぞれ防寒グッズとして人気がありますが、一度で両方が使える商品はありそうでないですよね。
首には「風池(ふうち)」や「天柱(てんちゅう)」といった血行を良くするツボや、肩こりや背中のこだわりに効く「肩井(けんせい)」「肩中愈(けんちゅうゆ)」などのツボがあり、暖めると体全体がポカポカになるといわれています。
\首や肩回りを重点的に暖めたいなら!/
おすすめの室内防寒着⑤着る毛布
羽織るだけで全身すっぽりと暖めてくれる着る毛布は、今、大人気の室内防寒着ですよね。
ニトリやユニクロなど色々なお店で販売していますが、見た中で圧倒的にかわいかったのがグルーニーの商品でした。
着る毛布は気に入るものをずっと探していたので、見つけた瞬間、思わずポチッと購入。
2024年11月現在、総合評価4.50(
!グルーニーの着る毛布の口コミを見るならこちらから
防寒と機能性を両立
袖部分が手袋になっているので、手元までしっかりと暖か。
指先は出ているからちょっとした家事や勉強、PC作業などは問題なく行えます。
腕まくりしたいときは、ゴム製のストッパーがついているので、ずり落ちてきたり袖が邪魔になる心配もありません。
\もちろん毛布としても使えます!/
まとめ
今回紹介した5つの商品、すべてを購入すると合計で18,470円になります。
「ちょっと高いな」と思うかもしれませんが、現在の中古一軒家(木造)に引っ越してきたとき、灯油配送の人から「去年の12月~2月の灯油代は月々平均で5~6万円かかった家が多かった」といわれて白目を剥きました。
家族構成や在宅率、ストーブの使用頻度・設定温度などのさまざまな条件によっては、必ずしも同じ金額になるとは限りませんが、オール電化じゃない家はさらにここから電気代やガス代は別ですからね・・。
ちなみに引っ越し前に住んでいたオール電化の賃貸住まいでは、電気代とガス代込みで1ヶ月5~6万円だったので、比較してもやっぱり15,000円くらいは高い。
そう思うと最初に18,470円がかかっても、後々の灯油代を抑えられるなら結果オーライですよね。
もちろん健康第一なので無理なくが前提ですが、毎年光熱費に頭を抱えているので、今年はできる範囲で節電・節灯油に挑戦してみます。
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