北海道各地に店舗がある六花亭は、その中でも喫茶室が併設されているところに限り、誕生日当日の来店で特別なサービスが受けられます。
先日、甘党旦那が50代の大台に乗ったので連れて行きました。
六花亭のバーステープレゼント

六花亭の特別なサービスとは、誕生日当日に喫茶室にてケーキとドリンクがプレゼントで受け取れるというもの。
誕生日の証明が必要になりますが、特に指定はないので運転免許証などを持参すればOKです。
私も旦那、2人とも生まれも育ちも道民ですが、六花亭にこういうサービスがあることは知りませんでした。
プレゼントとはいえ、小さいケーキとホットコーヒーくらいなのかな(それでも嬉しい)と思って伺いましたが・・
ケーキは、喫茶室の隣の製菓コーナーにあるショーケースにある中から好きなものを選べます。
ドリンクもイチゴミルク以外なら何を頼んでも大丈夫と聞いて驚きました。

これはかなりの太っ腹企画。
本気でお店が誕生日をお祝いしてくれる心意気を感じました。
この日主役の旦那は、メニュー表にも掲載されているプレミアム25というチーズケーキをセレクト。

ケーキは普通サイズで小さいなんてことはありません。
マカロンとホイップクリームでデコレーション、マジパンの誕生日プレートも。
写真を撮るのを失念しましたが、ドリンクはアイスカフェオレを頼み、こちらもグラスにたっぷり入っていました。
通常のオーダーなら1,000円の注文ですが、誕生日なので無料で受けられます。
バースデープレゼントを受け取る条件
喫茶室のメニューからワンオーダーする必要があります。
同行者がいる場合は、同行者が一品以上頼べば大丈夫です。
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私はポロシリカレーと迷いに迷って、今月のピザの「万願寺とうがらしのピザ」を頼みました。
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生地がサクサクで軽く、たっぷりの万願寺とうがらしは辛味がなく食べやすかったです。

お昼時に次々来店した人がこぞってカレーを頼んでいたので、次はカレーを食べてみたいです。
甘党旦那はこの後、レモンチーズパイを追加オーダーしていました。

店舗によってメニューは違うようですが、私たちが訪れたお店では雪こんチーズが280円で一番安かったので、こちらを一品頼んでバースデープレゼントを受け取れば、280円でケーキ2つとドリンクが楽しめるという算段です。
実際そのようにオーダーしている方もいました。
サービスは他にも
旦那は断りましたが、オーダー時に「ろうそくの有無」と「バースデーソングの有無」が選べます。
誕生日気分を味わいたい方は、ぜひ両方お願いしてみてください。
ちなみにろうそくは数字のタイプで、火をつけて持ってきてくれるそう。
バースデーソングは店員さんが歌ってくれるそうです。
さらに写真を撮ってくれるサービスまでありました。
1人で来店しても温かい雰囲気の中でお祝いしてもらえます。
実施店舗
私が調べた限りですが、次の17店舗が該当しました。
- 帯広本店
- 帯広西三条店
- 六花亭ガーデン
- 札幌本店
- 北大エルム「瞬」
- 福住店
- 円山店
- 真駒内六花亭ホール店
- 森林公園店
- 札幌北店
- 百合が腹店
- 苫小牧店
- 釧路鶴見橋店
- 函館漁火通店
- 函館五稜郭店
- 旭川豊岡店
- 旭川神楽岡店
私たちが行ったのは苫小牧店

この日、私たちが訪れたのは苫小牧市しらかば町にある六花亭喫茶室。
自然に囲まれた田舎を想像する景色ですが、すぐ横を大きな市道が走っていてとてもアクセスしやすい場所にありました。

駐車場は広く、約20台ほど停められます。

全体的に和の造りで、アプローチから店内に入る時点で癒される空間でした。
入口を入ってすぐは製菓の販売コーナーで、六花亭の商品がたくさん売っています。
(お客さんが多かったので撮影はしていません)
喫茶室は左側にあり、20~30席くらいあります。
「空いているお席にどうぞ」と案内されたので窓側へ。

風に揺れる涼し気なのれんを眺めながら、ぼんやりと待ちました。

天井が高くて梁があって素敵。
梁の上には鳥?らしきオブジェがありました。

入店してから帰るまで店員さんの対応がとにかく素晴らしく、とてもいい時間が過ごせました。
床はゴミひとつ落ちていないほど清潔で、販売コーナーとは目隠しになる仕切りがあるため、ゆっくりと寛げます。
【注意】販売コーナーと喫茶室は営業時間が異なります
店舗によって異なりますが、喫茶室は11:00~16:00が営業時間となっているところが多いので、朝または夕方以降に来店を予定している場合は必ず確認してください。
また、定休日も異なるようなので併せて確認してくださいね。
六花亭が道民に長く愛される理由

六花亭は、マルセイバターサンドやストロベリーチョコホワイトなど、人気のお菓子を多数販売している北海道を代表する製菓メーカーです。
旅行のお土産やインターネット通販などで、一度は口にしたことがあるという人は多いでしょう。
「有名な」「人気の」「代表的な」といった枕詞が付く六花亭ですが、道民にとっては敷居の高さを感じさせない、ある意味で昔からすぐ近くにある町のお菓子屋さんの雰囲気を持つお店です。
ポケットマネーで買えるお菓子作り
六花店の本店がある帯広市は、小麦粉や牛乳、卵、砂糖、小豆といったお菓子作りに欠かせない原材料の産地です。
そのため、北海道の他の地域に比べて、そもそもの価格設定が安いという理由もありますが、それにしても安いので道民は六花亭のお菓子を特別な日に使うのではなく、普段使いします。
地元のスーパーに入っている店舗なら、「一息吐くときに食べよう」と気軽に1個だけ買って帰ることもあります。
添加物が少ない
六花亭のチョコレートは植物性油脂を使わず、ココアバターを使っています。
その他の商品も、極力添加物を使わずに製造されているので、六花亭の商品を買う機会があったら、ぜひ原材料の欄をチェックしてみてください。
お菓子の製造では、岩波新書「食品を見わける」を参考に、良い食品の四条件の定義(「安全であること」「美味であること」「適正な価格であること」「ごまかしがないこと」)を基本にしているそうです。
商品に愛着がある
道外の方には六花亭といえばマルセイバターサンドが圧倒的な知名度を誇りますが、道民にはそれぞれお気に入りの商品があったりします。
霜だたみ
初霜が降りた朝に歩くと、地面がザクッザクッとなんとも小気味よい音を響かせるのですが、そのイメージを詰め込んで名づけられたお菓子です。
バター香るパイ生地の食感と、中のコーヒークリームが甘すぎなくておいしいです。
大平原
簡単に言うならマドレーヌなのですが、原材料の最初にバターが書かれている通り、しっかりとバターの味がします。
同時にほんのりと塩気もあるので、しつこくなく食べられる魅惑の味わい。
そのまま食べてもおいしいですが、温めるとさらにおいしさが倍増します。
大平原にはネーミングもかわいい「めんこい大平原」もあります。
一口サイズで食べやすいです。
いつか来た道
北原白秋が作詞した童謡「この道」をモチーフに作られたお菓子で、シュガーパイの間にレモンチョコクリームとマルメロという果実のペーストが入っています。
「この道」にも出てくるアカシアの花から、アカシアはちみつも入っています。
実は一度は販売終了してしまったのですが、現在は期間限定商品として復活しました。(※2025年は5月~8月まで)
六花亭のインターネット通販でも購入できます。
\六花亭のお菓子の詰め合わせがふるさと納税で手に入ります/
まとめ
六花亭のバースデープレゼントは、道民に限らず、旅行者でも利用ができます。
誕生日当日に北海道を旅行される場合は、ぜひ六花亭の喫茶室に行ってみてください。
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